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【NPB・BCL】知野「1試合でも多く一軍を」と決意語る ソフトバンク渡邉もエール

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横浜DeNAベイスターズからドラフト6位で指名された新潟アルビレックスBCの知野直人内野手(19)の「ドラフト指名を祝う会」が24日、新潟市内のホテルで開催され、ファンやチーム関係者ら約30人が集まって祝福した。知野は「1年目から1試合でも多く一軍を経験し、1年でも長くプロ野球選手としてプレーしたい」と決意を語った。また昨季、育成ドラフトでソフトバンクに入団した渡邉雄大投手(27)も駆けつけ、「打撃、守備での攻める姿勢がいい部分。必ず活躍してくれる」とエールを送った。

ファンにドラフト指名を祝福された知野直人(2列目中央)

ファンを前に挨拶した知野は「自分1人の力ではここまで来ることができなかった。皆さんの支援があってここまで成長できた」と感謝の言葉を述べた。DeNAは毎年新潟で公式戦を開催していて、来年は5月8日にハードオフ・エコスタジアムで巨人戦が予定されている。「南場(智子)オーナーは新潟の出身。新潟で開催される公式戦で出場し、一軍の試合で出ている姿を皆さんに届けたい」と意気込みを話し、大きな拍手が送られていた。熱心なサポーターが作ったDeNAの背番号60番のユニフォームを身にまとい、笑顔でサインや記念撮影に応じていた。

ゲストには昨秋の育成ドラフトで新潟アルビレックスBCからソフトバンクに入団した渡邉雄大投手が招かれ、2人でトークショーを繰り広げた。渡邉は「2月のキャンプで一軍の紅白戦でも投げることができ、肌で一軍の力を目の当たりにできた。足りない部分、勝負できる部分を感じることができた。ケガもあったが、年末の台湾のウィンターリーグでもタイプの違う色々な打者と対戦でき、来季へ繋がる経験だった」とNPBでの1年目のシーズンを振り返った。

ソフトバンク育成・渡邉雄大(右)も招かれ、2人でトークショーを繰り広げた

2人は同じ三条第一中学校出身の先輩・後輩で、17年シーズンは新潟アルビレックスBCで一緒にプレーした仲。シート打撃での対戦はあったが、公式戦での対戦経験はない。

渡邉は知野について「練習生から自分の力で這い上がり、支配下指名された」とその精神力を称えた。知野は姉が渡邉と同級生だったことから「新潟入りを決めた」と裏話を披露。「(渡邉)雄大さんがいなければ、新潟で野球をやることはなかったかもしれない」と振り返った。

一方、2人がNPBで対戦した場合について聞かれると、知野が「外の変化球を逆らわずに打つ」と答えたのに対し、渡邉が「甘い。自分もNPBで成長している。打たれることはない」と笑顔で応じて会場を沸かせた。渡邉が「日本シリーズで顔を合わせられれば」と話すと、知野も「対戦したい」と夢を語り合った。

知野は1月7日に入寮し、8日からの新人合同自主トレに参加。2月のキャンプに備える。


◎ソフトバンク育成・渡邉雄大「台湾で収穫」…2年目への意気込み語る◎

入団1年目のシーズンを振り返り、2年目への決意を話した渡邉雄大

17年秋、ソフトバンクから育成ドラフトで指名され入団した三条市出身の渡邉雄大が1年目のシーズンを終え、地元に帰郷。取材に応じた。

Q2月のキャンプでは一軍の紅白戦でも登板機会があった。
渡邉「そこまでは良かったが、キャンプ前から違和感があった左肩の痛みが徐々に悪化した。7月末までに支配下に入らなければ来年の保証はないと思い、ギリギリのところで投げ続けたが5月に限界がきた。医師からは左肩の『骨挫傷』と診断され、実戦復帰まで1か月半ほどかかった」

Q9月に入って登板も増え、二軍戦では14試合に登板し、1勝1セーブ、防御率1・42の成績を残した。
渡邉「徐々に感覚を取り戻し、二軍戦でもいい形で投げることができた。年齢的に1年でクビも覚悟していたが、来季も契約してもらえた」

Qオフには台湾でのアジア・ウィンターリーグにウェスタンリーグの代表として出場した。
渡邉「最初はメンバーに入っていなかったが、ケガ人が出たこと、左の中継ぎが少ないということで、行かせてもらうことが決まった。8試合に登板し、9回を投げ1失点、14奪三振という結果だった。シーズン中から首脳陣には『スライダーは一軍でも通用する』という評価をいただいていたが、『真っすぐやツーシームはもっと強く、精度が高くなければ厳しい』と言われていた。シーズン中は肩の痛みの影響もあり、直球の走りもよくなかったので、台湾では直球を多めにしっかり腕を振って投げることを心掛けた。球速も140㌔台が出て、内角も突くことができた。収穫が多かった」

Q2年目への意気込みは?
渡邉「キャンプでは去年よりも成長したと思われるよう、直球も変化球も力強さを強化したい。まずは一軍のオープン戦で使ってもらえるようにしっかりアピールしたい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【NPB】元ソフトバンク投手の星野順治さんが野球教室 県出身2投手に期待寄せる

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福岡ソフトバンクホークスの元投手で燕市出身の星野順治さん(44)を招いた野球教室が30日、新潟市西蒲区の松野尾小学校体育館で行われた。地元の小中学生23人が参加し、キャッチボールの基本動作やピッチングの指導を受けた。星野さんは現在、ソフトバンクで若手の育成を担当している立場で、胎内市出身の椎野新投手と三条市出身の渡邉雄大投手の成長にも触れ、「来年は2人揃って一軍マウンドで力を見せてほしい」と期待を寄せた。

小学生に投球動作の基本を教える星野順治さん(左)

星野さんは燕市の旧吉田町出身で、新潟商業高校を卒業後、社会人野球のNKKを経て、1997年のドラフト会議で福岡ダイエーから4位指名を受け入団。1999年には先発投手として2ケタの10勝を挙げ、リーグ優勝と日本一に貢献した。プロ通算156試合に登板し50勝を挙げ、08年に引退した。現在はソフトバンク編成育成本部で「育成担当ディレクター」を務め、二軍と三軍の選手を中心に若手の育成にあたっている。

野球教室は松野尾小学校出身で社会人チームの新潟コンマーシャル倶楽部コーチの山賀茂さん(45)が高校時代に星野さんの1学年先輩だったことが縁で始まった。毎年年末に実施されていたが、昨年は星野さんの日程上の都合で開催されなかったため、今回が2年ぶりの開催となった。

星野さんはキャッチボールで「足を真っすぐ出すこと」など、全員に声を掛けながら基本動作の大切さを説いた。続いて投手のピッチングを見ながら、「頭をぶらさないで、軸をしっかり意識して投げること」など、1人ひとりにアドバイスを送った。

野球教室後は全員で記念撮影 前列左から3番目が星野さん 右隣が山賀茂さん

質疑応答で「打者の内角にしっかり投げるにはどうしたらいいか」という質問に対し、星野さんは「小手先でコントロールしようとせず、内角に投げる時は体を打者のインコースに向ける、外角に投げる時はアウトコースに向ける、ということを意識して練習することが大切」と説明した。

松野尾小5年の笹口慎之助さん(11)は「星野さんから『キャッチャーミットをしっかり見るとコントロールが定まる』と言われ、投げてみたら思ったところに投げることができた。将来はプロ野球選手になりたい」と感想を話した。

野球教室終了後、星野さんが取材に応じた。

Q2年ぶりの開催だったが地元の子どもたちの印象は?
星野「上手い子が揃っている。年に一度くらいしか新潟に戻ることができないので、できる範囲で子どもたちと触れあい、プロ野球の話をすることで子どもたちのモチベーションになればと思っている」

Q野球人口が減っていることについて
星野「寂しい。ここで頑張る子どもが未来のプロ野球を支える人材。色々な競技があるが、野球は昔から続いているスポーツ。どんどん参加してほしい」

Q新潟出身の椎野新、渡邉雄大の両投手が入団したが、それぞれの印象は?
星野「椎野くんはクライマックスシリーズで投げ、上背がある割には制球が良い。能力があり、来季は一軍で多く投げてほしい。渡邉くんは左の変則で、夏場にケガをしてアピールできない時期があり残念だったが、台湾のウィンターリーグでも安定した投球を見せた。その投球を工藤(公康)監督も見ていた。アピール次第では支配下登録の可能性もある。来年は2人揃って一軍マウンドで力を見せてほしい」

Qここ3年間で新潟県出身のNPB選手が10人誕生している
星野「県の野球レベルも上がっている。数多くの選手がNPBで活躍してくれることは一新潟県人としてうれしい。さらにNPBでの人材が増えてくれることに期待している」

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【小中学硬式】新年の安全と必勝を祈願 新潟シニアは選抜大会へ 新潟少年硬式野球連盟

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新潟少年硬式野球連盟に所属するリトルリーグとリトルシニアリーグによる合同の必勝祈願が6日、新潟市の白山神社で行われた。毎年新年の恒例行事で、新潟市内のリトルとリトルシニアの選手や指導者ら約200人が今シーズンの安全と各大会での躍進を祈願した。

必勝祈願をするリトルリーグ、シニアリーグの選手たち

参加チームのうち、新潟シニアは昨秋の新潟ブロック新人大会を制し、その後の信越大会でも優勝。今年3月に大阪市で開催される全国選抜大会への出場が確実視されている。

新潟シニアの杉本寛児主将(小針中2年)は「冬の間に蓄えた力を全国でどれくらい通用するか確かめたい。(昨秋は)守備で細かいミスが多かったので全員でカバーしたい」と意気込みを話し、「信越1位という名に恥じないプレーをしたい。全国優勝という目標に向かって全員で戦いたい」と力を込めた。

今春の全国選抜大会出場が確実視されている新潟シニア

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】中越・坂井翔太が新潟医療福祉大へ 関甲新で「首位打者獲りたい」

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昨夏の新潟代表として甲子園に出場した中越高校の遊撃手で3年の坂井翔太選手(18)が関甲新1部の新潟医療福祉大に入学する。昨年末に推薦合格が決まった。坂井は昨秋にプロ志望届を提出したが、NPB(日本野球機構)ドラフト会議では指名がなかった。4年後のプロ入りを目指し、「大学では即戦力として使ってもらえるよう頑張りたい。リーグ戦で首位打者を獲りたい」と意気込んでいる。

新潟医療福祉大に入学が決まった中越・坂井翔太 新年も後輩と一緒に汗を流す

坂井は新発田市の出身で、中越高では1年秋からベンチ入りし遊撃手のレギュラーを獲得。2年時からは中軸を任された。遠投100メートルの強肩、50メートルを6秒3で走る俊足と守備範囲の広さが特徴で、今夏の新潟大会では打率・417、1本塁打、11打点でチームの優勝に貢献した。

昨秋プロ志望届を提出し、NPBドラフト会議での指名を待ったが、指名球団がなく、大学への進学を決意。12月末に新潟医療福祉大への合格が決まった。

中越・本田仁哉監督は「ドラフトの結果は残念だったが、潜在能力は非常に高い。ドラフトでの悔しさをプラスの力に変えて、4年後のプロ入りへ挑戦してほしい」と激励。坂井の入学について、新潟医療福祉大の佐藤和也監督からも「楽しみにしている」とのメッセージを受け取っていることを明かした。

坂井は「ドラフトでは悔しい思いをしたが、自分に足りないものがあったこともわかった。プロに入る選手と比べ、体つきやパワーが違った」と話す。早速、この冬は食事量を一日七食に増やし、秋に比べて3キロの増量に成功。現在の体重は76キロだが、肩幅が広くなり下半身に厚みを増した。入学まで「80キロ台を目指したい」という。学校でもできる限り後輩たちとの練習に参加し、体を動かしている。

昨秋に比べ3キロ増量し、肩幅や下半身が大きくなった

新潟医療福祉大には1歳上の兄・琢真さんもいて、「守備では内野をどこでも守れるようにしておいた方がいい」とのアドバイスを受けた。

坂井は「チームは関甲新1部で打撃も守備もレベルが高い。守備範囲の広さと肩、チャンスでの強さをアピールしたい。即戦力で使ってもらえるように頑張り、春のリーグ戦から試合に出たい」と意気込む。新潟医療福祉大からは2人の投手がプロ入りしているが、野手でのプロ入りはまだない。高校では叶わなかったプロ入りへ、坂井は「リーグ戦で首位打者を獲りたい。(目指すイメージは)広島の菊池(涼介)選手」と話し、地元の大学で更なる成長を誓っている。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【女子野球】最多勝の松谷「将来は日本代表に」 新年の意気込み語る

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柏崎市出身で日本女子プロ野球・愛知ディオーネに所属する松谷比菜乃投手(20)が3日、出身チームである中学硬式野球チーム・柏崎シニアの練習始めに出席し、新年の抱負を述べた。昨季は育成チームからトップチームの愛知で先発投手としてデビュー。8勝を挙げ、最多勝のタイトルを獲得するとともに、最優秀新人賞にも選ばれた。新たなシーズンに向け、「タイトルも獲りたいが、まずはチームに貢献したい。将来的には日本代表になりたい」と意気込みを語った。

最多勝のタイトルと最優秀新人賞を獲得した松谷比菜乃

松谷は柏崎市出身で、小学2年生の時に2歳年上の兄の影響で田尻ファイターズで軟式野球を始め、6年時には女子の新潟県選抜チーム「新潟BBガールズ」のメンバーとして関東甲信越大会で優勝。中学では硬式の柏崎シニアで3年間野球を続けた。高校は女子硬式野球の名門・花咲徳栄高に進学し、2年夏の選手権大会で準優勝。女子プロ野球の入団テストに合格し、新潟県出身選手として2人目の女子プロ野球選手となる。2016年から2年間、育成チーム・レイアでプレー。昨季はトップチームの愛知でデビューし、17試合に登板し8勝4敗で最多勝を獲得。最優秀新人賞にも輝いた。

1年目のシーズンで活躍を見せた松谷が取材に応じた。

Q昨季を振り返って、どんなシーズンだった?
松谷
「年間優勝ができ、個人的にも最多勝と最優秀新人賞を獲ることができたが、課題も残る1年だった。(課題とは?)シーズン終盤から制球が思うようにいかなかった。そこが一番の課題。疲れがあったと思う。ただ先発や抑えなど色々な経験をできた」

Q6月には地元・柏崎市の試合でも先発した。シーズンを通してどこが成長できた?
松谷「地元で投げた試合は緊張した。走者が出ても焦らずに自分の投球をできるようになったことが成長。防御率は3・30で、失点後に野手の皆さんから点を取ってもらい勝つことができた。自分は三振を取るタイプの投手ではない。とにかく打たせて取ろうと思って投げた。今の持ち球は直球のほかは、スライダー、カーブ、シュート、チェンジアップ。そのうち直球の球速は120キロまで出ていないほどだが、伸びや制球が良くなった」

最多勝と最優秀新人賞に輝いた(写真提供:日本女子プロ野球リーグJWBL)

Q最多勝のタイトルのほか、最優秀新人賞にも選ばれた
松谷「うれしかった。新人賞は目標としていたので。印象に残っているのは4月21日の初先発の試合(埼玉戦)で、4回を投げ2失点で初勝利を挙げることができた」

Q新潟でも女子野球の人口が増加傾向にある
松谷「夢があるならば諦めないでやってほしい。好きな野球を諦めずに続けてほしい」

Q新しい年になり、今季の目標は?
松谷「チームとして完全優勝すること、個人的にはタイトルも獲りたいが、まずはチームに貢献できるように頑張りたい。将来的には日本代表になりたい」

(取材・撮影・文/岡田浩人 写真提供:日本女子プロ野球リーグJWBL)

【イベント】BC選手の“心”写す 長岡市出身のカメラマン・武山智史さんが写真展

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長岡市出身のフリーカメラマン・武山智史さんの写真展『グラウンドの主役たち4』が13、14日の2日間、長岡市のアオーレ長岡で開催された。2016年から毎年開催され、今年で4回目。過去3回は高校球児が題材だったが、今回はルートインBCリーグ・新潟アルビレックスBCの選手たちがテーマ。昨年3月のキャンプインから、公式戦の舞台裏、10月のNPBドラフト会議でDeNAから指名された知野直人内野手の指名の瞬間の表情をとらえた作品など35点が展示された。

4回目の開催となった写真展 大勢の人が来場した

武山さんは長岡市出身の38歳。長岡向陵高校では野球部に所属した。高校卒業後、専門学校を経て、スポーツ紙の写真部でアルバイトを経験。その後、長岡市出身のスポーツライター小林信也氏に師事し、現在は都内在住でスポーツ現場を中心に雑誌などで活躍しているほか、毎年夏にベースボール・マガジン社から出版される『高校野球・新潟大会展望号』のライターとして県内の各高校を精力的に取材している。

写真展を開催したカメラマンの武山智史さん

会場に展示されたのは、昨年3月10日の全体練習(キャンプ)開始日の写真から、開幕戦での選手の円陣、普段の練習や公式戦での代打に備えベンチ裏で準備する選手の表情など、選手の心の内までが伝わってくるものばかり。約8か月にわたって撮影された作品の数々を、訪れた人たちが見入っていた。

ハードオフ・エコスタジアムでのキャンプ初日の作品


選手の心の内が伝わってくる作品の数々

武山さんは「今後も定期的に新潟アルビレックスBCを撮り続けたい」と話す。また「新潟の野球界は『新潟メソッド』など全国への発信が多い。自分自身も写真を通じて発信を続けていきたい。次回は『高校野球の〝二極化〟』を題材にする予定」と話し、今後も地元での写真展開催に意欲を示している。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】監督に元日ハム・清水章夫氏 加藤健氏が総合コーチに 新潟アルビレックスBC

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは、次期監督に日本ハムやオリックスで先発や中継ぎ左腕として活躍した清水章夫氏(43)を招へいすることを決めた。近く球団から正式に発表される予定。また、球団社長補佐としてフロントで活躍してきた元巨人捕手の加藤健氏(37・聖籠町出身)が非常勤の総合コーチとしてベンチ入りし清水新監督を支える。

新監督に内定した清水氏は大阪府出身。大阪高、近畿大を経て、1997年のドラフト会議で日本ハムから1位指名されて入団。貴重な左の先発・中継ぎとして登板を重ねた。2007年にオリックスへ移籍。2010年に現役を引退するまで、プロ通算279試合に登板し、17勝29敗2セーブの成績を残した。

関係者によると、17日に東京都内で清水氏が球団関係者と会い、監督就任を打診され快諾したという。近く正式に発表され、月内に新潟市内で記者会見が行われる予定。

また新監督を支えるため、元巨人の加藤健球団社長補佐が非常勤の「総合コーチ」としてベンチ入りすることも決まった。2016年シーズン限りで現役を引退した加藤氏が3年ぶりにユニフォームを着ることになる。BCリーグで唯一となる2007年のリーグ創設年からプレーを続ける稲葉大樹野手コーチ兼内野手(34)も引き続き野手コーチとして若手選手を指導する。新潟アルビレックスBCは昨季限りで加藤博人監督が退任し、その後の監督人事が注目されてきたが、ようやく2019年の新体制が固まった形となる。

(取材・文/岡田浩人)

【女子野球】〝マドンナ〟選手迎えて野球を楽しむ BBガールズウィンターフェスタ開催

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野球好きの女子小学生が交流を深めるイベント「BBガールズウィンターフェスタ」が10日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムの室内練習場で開催された。ことしは県内だけでなく首都圏からも合わせて67人が参加。特別ゲストとして、去年のワールドカップで6連覇を果たした日本代表「マドンナジャパン」の選手やコーチを招き、野球教室やミニゲームを楽しんだ。

ミニゲームを楽しむ参加者 野球好きの女子小学生67人が参加した

イベントは普段は男子選手に混じって各チームで野球をプレーしている女子小学生に、女子だけで楽しむ日を設けようと、女子野球の普及を図っているBBガールズ普及委員会(頓所理加代表)が毎年冬と夏に実施している。今回は昨夏のワールドカップ前に新潟市で合宿を行い、その後に6連覇を果たした日本代表〝マドンナジャパン〟の出口彩香主将ら選手4人と志村亜貴子コーチが参加し、子どもたちにキャッチボールや守備の基本を指導。その後、素手でテニスボールを打つミニゲームを楽しんだ。

また、イベントでは現役審判員が講師となり、指導者や女性向けの「審判員講習会」も初めて開かれた。


マドンナジャパンの選手たちと一緒に記念撮影(提供・BBガールズ普及委員会)


初めて審判員講習会が開かれ、指導者や野球に興味を持つ女性が参加した

新潟市からイベントに参加した東青山ブルーソックスの2年生・大竹梓笑(しえ)さん(7歳)は「マドンナの選手から『左手を伸ばして投げるように』と言われ、上手く投げることができた。将来は自分もマドンナジャパンの選手になりたい」と目を輝かせていた。

日本代表の主将・出口彩香さんは「楽しくやることが上手くなるための近道。今の気持ちを忘れず、楽しく野球を続けてほしい」と参加者に呼び掛けた。

子どもたちから記念の色紙を渡され、笑顔を見せる日本代表の選手とコーチ

(取材・撮影・文/岡田浩人 写真提供・BBガールズ普及委員会)


【高校野球】寮監の鈴木監督は「けん責」 飲酒喫煙問題で日本文理高校が処分

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日本文理高校を運営する日本文理学園は14日、新潟市西区の同校で理事会を開き、去年11月に発覚した3年生野球部員による寮内での飲酒と喫煙の問題について、寮監として寮を管理していた鈴木崇監督(38)を「けん責」処分とすることを決めた。

問題は去年11月、3年生の野球部員5人が運動部寮で飲酒や喫煙を行っていたことが発覚。同校は5人を退寮とした上で、野球部長の交代や寮の管理態勢の見直しなどの再発防止策を講じることを発表していた。また、寮監である鈴木監督の処分を2月の理事会で検討するとしていた。日本高野連は12月、同校を文書による「厳重注意」とした。

田中利夫副校長によると、14日に開かれた定例の理事会では、問題の経緯と対応について報告がされ、寮監としての鈴木監督を「けん責」処分とすることが決まったという。けん責は同校職員の処分規定のうち最も軽い処分。田中副校長は再発防止策について「寮の出入り口に防犯カメラを設置したほか、寮担当の顧問が交代で巡回をし、生徒とコミュニケーションを取るように努めている。そのほかにも野球部員や保護者にアンケートを実施し、改善できる点については改善している」と説明した。

処分を受けた鈴木監督は取材に応じ、「応援していただいている皆様やOBにご心配とご迷惑をおかけし、申し訳ないと思っている。問題発覚後から部員たちと学生としての基本を見つめ直すように努めた」と話した。一連の問題についての処分はこれで一区切りつく形となるが、「私にも未熟な面があった。支えて下さる先生たちと協力しながら、春の大会に向けて練習に励んでいきたい」とコメントした。

(取材・文/岡田浩人)

【高校野球】中越・小鷹葵前主将を優秀選手表彰 日本学生野球協会

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日本学生野球協会の2018年度の優秀選手に新潟県から中越高校3年・小鷹葵前主将(18)が選出され、その表彰式が21日、長岡市の同校で行われた。新潟県高野連の富樫信浩会長から賞状入りの記念盾を手渡された小鷹前主将は「チームの仲間や相手として戦った仲間から刺激を受けたことで、いただくことができた賞で感謝している」と感想を話し、大学でも野球を続けて「夢であるプロ野球選手を目指したい」と決意を新たにしていた。

表彰を受ける小鷹葵前主将 戦った仲間へも感謝の気持ちを表した

小鷹前主将は2年春から中越の正捕手として抜てきされた。高校時代の印象に残っている出来事について「2年生の夏の決勝で敗れ、最後の打者となったことで、『この思いを2度としたくない』と、どうやったら勝てるかを考えて過ごしたこと」と振り返った。悔しさをバネに3年生として迎えた昨夏の新潟大会では四番打者で主将として活躍し、同校の2年ぶり11回目の甲子園出場に貢献した。

卒業後は東都大学リーグの名門・青山学院大に進学する。「投手のレベル、捕手として見る打者のレベルも上がる。駆け引きを大事にして、夢であるプロ野球選手になるために、時間の使い方を大切に自分の持ち味を発揮したい」と意気込んでいる。2月2日に入寮し、3月からの静岡キャンプに備える。現在は2部の同大を「1部に昇格させることが目標」と言い切る。

記念の盾を手に笑顔を見せる 大学野球でさらなる飛躍を誓っている

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】清水新監督「選手と一緒に成長を」 就任会見で抱負 新潟アルビレックスBC

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCの新監督に就任した元日本ハム、オリックス投手の清水章夫氏(43歳)が25日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで就任記者会見に臨み、「選手と一緒に成長していきたい」と決意を述べた。契約期間は1年で、背番号は「99」。清水監督は今季のチームスローガンを「縁(えん)」に決めたとことを明らかにした。

第8代となる監督に就任した清水章夫新監督(左)と池田拓史球団社長

清水監督は大阪府出身で、大阪高では軟式野球部に所属。近畿大で本格的に硬式野球を経験し、1997年のドラフト会議で日本ハムから1位指名されて入団。貴重な左の先発・中継ぎとして登板を重ねた。2007年にオリックスへ移籍。2010年に現役を引退するまで、プロ通算279試合に登板し、17勝29敗2セーブの成績を残した。

2010年に現役を引退した後は野球界から離れ、兵庫県姫路市のサイクルショップに勤め、「スポーツバイクの組み立てや接客をしていた」と話す。今月に入りスポーツマネジメント会社を通じ、新潟から監督就任のオファーを受けた。「半月前には想像もしていなかったが、もう一度、野球界に戻ることができてうれしい。選手と一緒に成長していきたい」と意気込みを語った。

新潟の池田拓史社長は「清水氏は高校は軟式野球部だったが、大学から硬式野球を始め、そこで成長し、日ハムからドラフト1位で指名を受けた。何かが足りなくてNPBに行くことができていない若い選手にその経験を伝えてほしい」とオファーのいきさつを説明した。

監督就任要請に清水氏は「不安もあったが、高校や大学で出会った指導者に恵まれた自分が、少しでも何かを伝えられればという気持ちが強かった。ワクワクした」とその気持ちを説明した。20日までサイクルショップで働いた後、「友人から贈られた」という新潟のチームカラーであるオレンジのネクタイを締め、「初めて来た」という新潟の地にやってきた。

今季のチームスローガンに「縁」の文字を記した

引退後は「年に何度か、NPBの試合を観戦し、頼まれれば少年野球や高校で指導してきた」と話すが、本格的な指導者の道は初めて。具体的なチームづくりのイメージはこれからだが、「人間形成が大事。選手1人ひとりが目標を持ち、一日ずつクリアする積み重ねが必要で、その手助けをしたい。自分自身もまだ野球を学びたい」と話す。

今季のチームスローガンは「縁(えん)」。自身が大切にしてきた言葉で、「全ての縁に感謝して、日々鍛錬していきたい」と意気込む。今季から富山を率いる二岡智宏監督は近大時代の1学年後輩。「この場で再会できるとは…一緒に盛り上げていけたら」と対戦を心待ちにする。

新潟はここまで3年連続でプレーオフ進出を逃している。チームは2012年以来の独立リーグ日本一を目指す。「地元の人たちから喜んでもらえるチームに」と話す新指揮官とともにチームは再スタートを切る。

◎清水章夫新監督の就任会見 動画◎
https://www.youtube.com/watch?v=RuRZhq3D3as&t=1421s

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】北越・阿部と練習生契約 新潟アルビレックスBC

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ルートインBCリーグ新潟アルビレックスBCは19日、北越高校3年の阿部裕二朗(17歳)と練習生契約を結んだと発表した。左投げ左打ちの阿部は新潟市出身で、北越では中軸の外野手として昨夏の新潟大会4回戦(開志学園戦)で本塁打を放つなど活躍。昨秋、BCリーグ挑戦を念頭にプロ志望届を提出し、11月と2月のトライアウトを受験したが指名球団はなかった。練習生は公式戦に出場できないため、当面の目標は選手契約となる。

9日のトライアウトでブルペン投球を行う阿部 BCLでは投手として挑戦する

新潟アルビレックスBCからは高卒で練習生スタートだった知野直人内野手が昨秋のドラフト会議でDeNAから6位指名を受けた。阿部は高校時代は外野手だったが、中学時代までは投手も経験している。希少価値のある左腕投手として地元・新潟からNPB(日本野球機構)入りを目指す。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】新潟県高野連「できるだけ早く対応」 球数制限で日本高野連「再考求める」

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新潟県高野連が今春の県大会から投手の球数を1試合100球を上限とする「球数制限」を打ち出したことについて、日本高野連は20日、大阪市内で理事会を開き、新潟県高野連の決定について「再考を求める」と文書で伝える方針を決めた。これに対し、新潟県高野連の杵鞭義孝専務理事が20日、新潟市内で取材に応じ、「日本高野連から正式な文書をいただいてからきちんとした対応を考えたい」とコメントした。その上で、既に機関決定している春の県大会での球数制限については「できるだけ早く、組織として対応したい」と近く新潟県高野連として結論を出す考えを示した。

取材に応じる新潟県高野連・杵鞭義孝専務理事

新潟県高野連は去年12月の評議委員会で、複数投手制や投手の障害予防、多くの選手に出場機会を与えたいという目的で、春の県大会に限り、投手の球数上限を100球とする「球数制限」を今春から導入することを決定した。全国で初めての試みで、「医学的見地から検証も行いたい」としていた。

これに対し、日本高野連は「方向性は間違っていない」としながらも、「全国一律のルール化が必要」として、今春の導入に否定的な姿勢を示していた。一方で、DeNAの筒香嘉智選手やスポーツ庁の鈴木大地長官らが新潟県高野連が打ち出した球数制限について「子どもたちの将来を守るために必要」と賛意を示すなど、その影響は野球界だけでなくスポーツ界まで広がっていた。

20日の日本高野連の理事会での「再考を求める」との方針決定を受け、新潟県高野連の杵鞭専務理事は「日本高野連の文書を見て対応したい」としながら、「春の大会まで準備が間に合うように(対応を)決定したい」とコメントした。「新潟県としては投手の複数育成と障害予防という思いは強くあり、それは変わらない。いろいろな意見はいただいている。高校野球のみならず、新潟県の青少年野球団体協議会が掲げている理念もある」と球数制限導入の意義を改めて口にしながら、「できるだけ早く、組織として対応したい」と話した。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】新潟の開幕戦相手は福島 4月6日に13年目のリーグ戦スタート

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ルートインBCリーグは25日、2019年シーズンのホーム開幕戦の日程を発表した。新潟アルビレックスBCの開幕戦はリーグ開幕日の4月6日(土)13時から、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで、同じ東地区の福島レッドホープス(今季からチーム名改称)と対戦する。翌日の8日(日)は長野市の長野オリンピックスタジアムで西地区の信濃グランセローズと対戦する。

今季、13年目を迎えるBCリーグは茨城アストロプラネッツが新規参入し、東地区6チーム、西地区5チームの計11チームでリーグ戦を行う。リーグ戦の全日程は改めて発表される。新潟は2016年から3年連続でプレーオフ進出を逃しているが、今季は元日ハム投手の清水章夫新監督のもと、4年ぶりとなる地区優勝とリーグ制覇、そして7年ぶりの独立リーグ日本一を目指し、3月9日から全体練習(キャンプ)を始める。

(文/岡田浩人)

【NPB・高校野球】ヤクルト・鈴木裕太が卒業式出席 初キャンプに「手応え」

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東京ヤクルトスワローズにドラフト6位で入団した鈴木裕太投手(18)が2日、新潟市西区の日本文理高校の卒業式に出席した。初めてのキャンプを終えた鈴木投手は「課題もあるが手応えを感じた」と話し、「気持ちでは負けないという思いでプロの世界でもやっていかなければ」と気合いを入れた。
卒業証書を手に笑顔を見せるヤクルト・鈴木裕太(背番号56)

卒業式後、取材に応じた鈴木は高校時代の3年間を「入学時から注目され、結果を残さなければという気持ちがあり、3年春に150キロを出すことができた試合が思い出に残っている。苦しい時期もあったが仲間と笑って卒業することができ、楽しい3年間だった」と笑顔で振り返った。また「鈴木(崇)監督からは気持ちの面での大切さを教えていただいた。気持ちでは負けないという思いでプロの世界でもやっていかなければ」と表情を引き締めた。

1月6日に入寮し、新人合同自主トレを経て、初めてのキャンプに臨んだ。「最初はやっていけるかなという不安があったが、ヤクルトは先輩が優しく、自分の中では楽しく練習することができている」と話す。キャンプでは2月6日から食あたりが原因と見られる発熱で、練習を4日ほど休んだ。しかし体調はすぐに回復し、その後は順調にメニューを消化した。主に体力づくりのメニューが中心だったが、「投内連係やサインプレーの練習も多く、課題であるフィールディングにも取り組んだ」。キャンプ中は「1度だけ捕手を座らせて投げただけ」というが、「これから球数を増やし、投げ込みが増えると思う」と今後の見通しを話す。

野球部の後輩から花束を渡され、卒業を祝福された

卒業式が終わり、3日に寮のある埼玉に移動予定。16日から開幕するイースタンリーグで実戦登板の機会をうかがう。「一番厳しいと聞いていたキャンプを乗り越えることができ、この1年を乗り越えられる自信ができた。(年齢が)一番下なので元気を出してやっていきたい」と意気込み、「変化球に課題はあるが、自信のある直球をプロの世界で磨いていければ」と力を込めた。

新人合同自主トレとキャンプを経て約2か月。表情が引き締まり、取材の受け答えからもプロとしての成長の跡がうかがえる。今季は6月30日に南魚沼市のベーマガスタジアムで西武を相手にイースタンリーグ公式戦もある。「まずはそこで投げることができるように頑張りたい。(プロの世界は)環境もよく、周りの先輩も優しい。今はやっていけるかなという手応えを感じている。先輩から良い部分を学んでいきたい」。〝越後の150キロ右腕〟鈴木の1年目のシーズンが始まる。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【BCL】公式戦日程発表 新潟アルビレックスBC 今季は70試合

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ルートインBCリーグは6日、2019年シーズンの公式戦日程を発表した。昨季までと同様に今季も前期・後期制を採用。新潟アルビレックスBCが所属する東地区は茨城が新加盟し6球団となる。新潟は前期34試合、後期36試合の計70試合(うちホーム戦36試合、ビジター戦34試合)を戦う。4月6日(土)に地元・新潟市のハードオフ・エコスタジアムで福島との開幕戦に臨む。4月末から5月にかけての大型連休中は10連戦となる。西地区5チームとの交流戦は各1試合ずつで、後期には巨人三軍との交流戦2試合が予定されている。プレーオフは9月14日(土)からの予定で、前期1位と後期1位が戦う地区チャンピオンシップ、そして9月21日(土)から東西両地区の優勝チームが戦うBCLチャンピオンシップが行われる。

◎新潟アルビレックスBC 2019年公式戦日程(3月6日現在)◎
※青字はホーム戦
<前期>
4/6 (土)13:00 新潟×福島(エコスタ)
4/7 (日)13:00 信濃×新潟(オリスタ)
4/12(金)18:00 武蔵×新潟(北本)
4/13(土)13:00 新潟×群馬(悠久山)
4/14(日)13:00 群馬×新潟(伊勢崎)
4/18(木)13:00 新潟×福島(悠久山)
4/19(金)13:00 新潟×茨城(悠久山)
4/20(土)13:00 新潟×武蔵(悠久山)
4/27(土)18:00 群馬×新潟(前橋市民)
4/28(日)18:00 新潟×栃木(エコスタ)
4/29(祝)13:00 栃木×新潟(矢板)
4/30(祝)13:00 新潟×群馬(ベーマガ)
5/1(祝)13:00 新潟×茨城(五泉)
5/ 2(祝)13:00 新潟×福島(源土)
5/3(祝)13:00 茨城×新潟(鹿窪)
5/4(土)13:30 福島×新潟(西会津)
5/5(日)13:00 新潟×武蔵(高田)
5/6(祝)13:00 武蔵×新潟(フラワー)
5/11(土)13:00 茨城×新潟(水戸)
5/12(日)13:00 新潟×武蔵(エコスタ)
5/15(水)18:00 新潟×富山(みどり森)
5/16(木)18:00 新潟×栃木(みどり森)
5/18(土)18:00 新潟×茨城(エコスタ)
5/19(日)16:00 武蔵×新潟(北本)
5/24(金)13:00 福島×新潟(牡丹台)
5/25(土)調整中 茨城×新潟(調整中)
5/26(日)13:00 栃木×新潟(小山)
5/31(金)18:00 栃木×新潟(小山)
6/1(土)13:00 新潟×栃木(佐藤池)
6/2(日)15:00 新潟×群馬(エコスタ)
6/8(土)13:00 福島×新潟(鶴沼)
6/9(日)13:00 新潟×茨城(高田)
6/15(土)13:00 群馬×新潟(城南)
6/16(日)13:00 新潟×福島(佐藤池)

<後期>
6/23(日)13:00 福島×新潟(西会津 )
6/25(火)18:00 栃木×新潟(小山)
6/29(土)15:00 新潟×巨人(エコスタ)
6/30(日)13:00 新潟×巨人(エコスタ)
7/2(火)13:00 新潟×福島(悠久山)
7/3(水)13:00 群馬×新潟(城南)
7/5(金)13:00 新潟×武蔵(悠久山)
7/6(土)13:00 新潟×武蔵(悠久山)
7/7(日)15:00 新潟×群馬(美山)
7/11(木)17:00 茨城×新潟(鹿窪)
7/13(土)13:00 栃木×新潟(小山)
7/14(日)15:00 武蔵×新潟(北本)
7/15(祝)17:00 武蔵×新潟(フラワー)
7/17(水)調整中 茨城-新潟(調整中)
7/20(土)13:00 福島×新潟(みちのく鹿島)
7/21(日)13:00 新潟×栃木(悠久山)
7/26(金)18:00 新潟×福島(パール)
7/27(土)15:00 新潟×茨城(パール)
7/28(日)13:00 新潟×群馬(パール)
8/2(金)17:00 茨城×新潟(古河)
8/4(日)13:00 栃木×新潟(小山)
8/7(水)18:00 群馬×新潟(桐生)
8/8(木)18:00 新潟×福島(五十公野)
8/10(土)13:00 福島×新潟(ほばら)
8/11(日)17:00 武蔵×新潟(上尾)
8/12(祝)18:00 新潟×武蔵(エコスタ)
8/16(金)18:00 新潟×石川(エコスタ)
8/17(土)18:00 福井×新潟(フェニスタ)
8/18(日)調整中 滋賀×新潟(調整中)
8/ 21(水)18:00 新潟×群馬(五十公野)
8/24(土)13:00 新潟×茨城(荒川)
8/25(日)13:00 新潟×栃木(広神)
8/30(金)18:00 群馬×新潟(前橋市民)
9/1(日)13:00 新潟×武蔵(見附)
9/7(土)13:00 新潟×栃木(悠久山)
9/8(日)13:00 群馬×新潟(伊勢崎)


◎BCL公式戦全日程(3月6日現在)◎ BCL発表

(取材・文/岡田浩人)

【BCL】清水監督と選手が〝初顔合わせ〟 新潟アルビレックスBC

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは6日、新潟市のハードオフ・エコスタジアム内の会議室で「選手オリエンテーション」を開いた。9日から始まる全体練習(キャンプ)を前に、選手としての心構えなどを学ぶ会議で、今季から指揮を執る清水章夫監督(43)が初めて全選手と対面した。清水監督は「NPB(日本野球機構)に行くんだという気持ちを忘れず取り組んでほしい。何でも聞いてほしい」と選手に呼び掛けた。

選手に自らの経験を話し、今季の意気込みを語る清水章夫監督(右から3人目)

オリエンテーションは毎年この時期に開催されている。今季入団した新人を含む全選手を前にしてあいさつした清水監督は、高校時代に軟式野球部だった経験について触れ、「皆さんのような硬式野球部(経験)という流れではないところからNPBに入ることができたのだから、当時の自分よりも皆さんは可能性がある」と話した。今季のチームスローガンである「縁(えん)」について、「いろいろな人の支えで現役時代も、引退後も楽しく過ごすことができた。人との繋がりを大事にする人間になってほしい。球場の人、ボランティア、サポーター、スポンサー、審判、相手チーム…感謝をしてプレーをしてほしい」と呼び掛けた。

清水監督の言葉を聞いた4年目の宮沢直人捕手(25)は「(監督の第一印象は)柔らかく、選手に寄り添い、力を最大限引き出してくださる監督という印象を持った。監督1年目で、思い描くチームになるために力になりたい。新しい選手も多い中で、優勝できるよう、自分が中心となっていかなければ」と気合いを入れた。

オリエンテーション後、取材に応じた清水監督は「皆、やってくれそうないい目つきで、いよいよだなと思った。全員が『NPBに行きたい』という意思を示したので、1人でも多くNPBに行くための可能性を伸ばす手伝いをしたい」と話した。

チームは7日に必勝祈願を行い、9日から全体練習に入る。開幕は4月6日。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】楠本が2年連続で主将に 新潟アルビレックスBCが必勝祈願

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは7日、新潟市中央区の神明宮で2019年シーズンの必勝祈願を行った。池田拓史球団社長、清水章夫監督、加藤健総合コーチ、そしてプレーヤーとして13年目のシーズンを迎える稲葉大樹選手兼任野手コーチと選手たちが神前で必勝を誓った。祈願後、清水監督が3年目となる楠本歩内野手(25)を昨季に続き主将に任命した。楠本主将は「新監督のもと、独立リーグ日本一を懸け最後まで諦めずに1年間戦おう」と選手に呼び掛けた。

必勝を祈願する稲葉大樹選手兼任コーチと選手たち 右から2人目が楠本歩主将

監督就任後、初めて公式戦用のユニフォームに袖を通した清水監督は「ぞくぞくする。落ち着かない感じがする」と笑顔を見せた。楠本を主将に任命したことについて「去年もやっているので心強い」と話し、「勝てるチーム、日本一を目指してやりたい」と意気込みを表した。

2年連続で主将に任命された楠本は「若手、中堅、ベテランの選手と首脳陣を結んでいきたい。お互い成長して、強くなっていけるようにやりたい」と話し、「個人的には試合で結果を残し、スカウトから試合で使えることをアピールしたい」と今季に懸ける決意を示した。

チームは3月9日から全体練習(キャンプ)に入る。3月中旬からは練習試合やオープン戦などで実戦感覚を養う。開幕戦は4月6日で新潟市のハードオフ・エコスタジアムで福島と対戦する。

間もなくシーズンを迎える新潟アルビレックスBCの首脳陣と選手たち

◎必勝祈願の動画◎
https://youtu.be/wSuikde-VBU

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】川相氏らがプロの心構え伝授 選手対象に合同講習会

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ルートインBCリーグは8日、新潟市でリーグの選手を対象にした「合同講習会」を開催した。リーグ理念や地域に貢献するプロ選手になるための心構えを学ぶため、毎年シーズン開幕前に開かれている講習会で、新潟アルビレックスBCのほか、福島レッドホープス、茨城アストロプラネッツの選手や球団職員約90人が受講した。講師には元巨人内野手で昨季まで巨人二軍監督を務めた川相昌弘さんや元日本テレビアナウンサーでタレントの上田まりえさんらが務め、選手たちはプロ意識の持ち方や自己表現、法令順守などについて学んだ。

元巨人・川相昌弘さん(右)の講演を聞く選手たち

「プロ意識の持ち方、社会人とは」と題し講演した川相さんは、自身がプロ意識で大切に考えてきたことを3つ挙げた。1つめは「常に戦える姿勢を持つこと。監督としては多少技術が落ちる選手でも、常に健康で元気にグラウンドに現れる選手が使いやすい。規則正しい生活をしてプロとしての自覚を持ってほしい」と説いた。2つめに「野球は『失敗のスポーツ』だが、失敗を繰り返すようでは試合に使ってもらえない。繰り返さないための予習、反省、復習が大事。自分はノートにサインプレーの図を書いて、常に復習していた」と自らの経験をもとに話した。3つめには「継続は力なり。本気のスイングを1日10本でもいい。それを1年、2年…と続けていけば、その積み重ねは大きい」と話した。

その上で、「BCリーグのチームとは巨人三軍監督時代に対戦した。地域密着のチームであることを頭に入れ、感謝の気持ちを忘れずに取り組んでほしい」と選手を激励した。

「セルフプロデュースについて」と題して講演した上田まりえさん

また、「セルフプロデュースについて」と題して講演した上田さんは「プロ選手は私生活やSNSで常に『見られている』。想像力を持つこと、普段から考えながら話すことが大切」と述べ、プロ選手としての自覚を持って言葉を使うことの重要性を伝えた。

このほか、スポーツ庁の弁護士でもある小塩康祐弁護士が法令順守やリスク管理について、精神科医のイチカワドイル徳恵さんがメンタルヘルスケアについて、リーグの村山哲二代表が「地域と地域の子どもたちに夢を与える」というBCリーグ憲章の理念を説明した。

受講した新潟の2年目・菊地悠人外野手は「川相さんは長く現役生活を続けた選手で、自分も長く現役を野球をやれるようになりたいと思った。『継続は力なり』という言葉が印象に残り、自分も毎日必ずスイングを継続しようと思った」と感想を話した。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】カトケン“捕手道場”スタート 「自ら気づく選手に」

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCで、今季就任した元巨人捕手の加藤健総合コーチ(37・新発田農高出身)が全体練習(キャンプ)3日目となる11日、4人の捕手を集めて本格的な動作指導を行った。加藤コーチは「捕手としての基本中の基本の動きについて、自分が大切にしてきたことを伝えただけ」と話すが、現役時代さながらの動きを交えての指導ぶりに、選手たちは「今までに学んだことがない動きを教わった」「NPBの舞台で捕手として長年経験したことをもっと吸収したい」と目から鱗が落ちた様子。加藤コーチは「選手の引き出しを増やしてあげることが自分の課題。自ら気づく選手を育てたい」と力を込めた。

本格的な捕手指導をスタートさせた加藤健総合コーチ(中央)

「手だけで投げにいかないで、足を使って!」

新潟市のハードオフ・エコスタジアムの室内練習場に“カトケン”の声が響く。4人の捕手1人ひとりが、加藤コーチから受けたボールを素早く返球する練習を繰り返していた。低く構えた“そんきょ”の姿勢からの送球動作は何度も繰り返していると下半身に疲労が溜まる。選手の苦悶の表情を浮かべる中、加藤コーチが言う。

「キャッチボールは楽な姿勢から投げることができるけど、キャッチャーは特殊な仕事で難しい体勢から色々な場所に投げなければいけないからね」

時に自ら動作を交えて指導も。「右膝、左膝、そして股関節を意識して投げることが大事」。その動きに選手たちが大きく頷いた。

加藤コーチのメニューに苦悶の表情を浮かべる捕手の4人

「押しつけるのはいいとは思わない。ただ、自分が『こういう練習が役に立った』と思ったことを選手に伝えて、一緒にやってみようと話しました。現役時代はブルペンでの返球の時も、ただ投手に投げ返すのではなく、膝や股関節の動きを意識して投げ返してきました。そういう“意識づけ”が大事」

高卒でプロ入りし、巨人一筋18年の現役生活を送った。一軍レギュラーではなかったが、控え捕手としてチームの危機を救ったこともある。ただ「自分も入団したての若い頃は『自分が活躍できれば』と思っているだけで、周りのことは考えていなかった」と笑う。入団後、年齢を重ねるうちに「周りが見えてきて、どうすればこの中で試合に出ることができるか、練習でどういう工夫をすれば試合でいかすことができるか…いろいろと自分で考え、気づくようになりました」と語る。

2016年に現役を引退してから2年間、「球団社長補佐」としてチームの裏方の仕事を見てきた。今季は球団社長補佐と併せ、「総合コーチ」にも就任。現役以来となるユニフォームを着て、若い選手たちと汗を流している。

「選手には『人』に興味を持ってほしい。押しつけでは気づかない。自ら気づく、気づこうとする選手を育てたいんです」


加藤コーチ(写真上)の投げる球を捕球する4人。左から西澤和史、齋藤優乃、宮沢直人、松山翔吾。正捕手争いもし烈

「口調はソフト、内容はハード」という言葉がぴったりな加藤コーチの指導。練習中の雰囲気は明るいが、1つひとつの練習が終わるたびに選手たちが苦悶の表情を浮かべる。今季滋賀から移籍した松山翔吾(21)は「前のチームでは捕手出身のコーチはいなかったので、ここまでの練習はしたことがなかった」と言い、クラブチームから入団した西澤知史(22)は「股関節を柔らかくしろという指導は今までも聞いたことはあったが、具体的に(加藤コーチが)動きながら見せてくれるような指導は初めて。もっと吸収して自分の力にしたい」と目を輝かせた。その経験と指導内容に選手たちは絶大な信頼を置いている。

新潟が独立リーグ日本一に輝いた2012年前後の“黄金期”には、投手陣を引っ張る正捕手の存在があった。しかし3年連続でプレーオフを逃した昨季は正捕手が定まらず、不安定な戦いとなった。扇の要である正捕手の育成は新潟が優勝を目指す上では欠かせない。4人による正捕手争いは始まったばかりである。

「捕手としても打者としても、引き出しが多い方がいい勝負ができる。その引き出しをいかにたくさん増やすことができるかがコーチとしての課題だと思っています」

地元・新潟で指導者としてのスタートを切った加藤コーチ。もちろん捕手だけではない。球団や投手出身の清水章夫監督からは、総合コーチとして野手の打撃、守備、投手陣を含む総合的な選手指導を期待されている。11日の捕手4人への指導の最中には、練習を終えた野手や投手がその指導の様子をじっと見つめていた。チーム復活のカギを握る“カトケン道場”の熱血指導は始まったばかりである。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

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