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【高校野球】火災消火でチームプレー 三条商野球部を善行表彰  日本高野連と新潟県高野連

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日本高野連と新潟県高野連は31日、三条商業高校の野球部に対し、7月に三条市の五十嵐川河川敷で発生した枯れ草火災の際に迅速な消火活動で延焼を防いだことを讃え、「善行表彰」を行った。富樫信浩会長ら新潟県高野連の幹部が三条市の同校を訪れ、三条商2年の宮島希連主将に表彰状と記念品の硬式球を手渡した。

新潟県高野連の富樫信浩会長から表彰を受ける三条商・宮島希連主将と野球部員

火災は7月25日に発生。三条商グラウンドのそばにある五十嵐川河川敷から煙が上がっているのを練習中の野球部員が見つけた。関根秀一監督の指示で部員はバケツリレーを行い、10分ほどで消火し、延焼を防いだ。

富樫会長は日本高野連の表彰状を代読し、「部員たちの迅速な対応と一致団結した行動は誠に見事」と讃えた。併せて新潟県高野連からの表彰状も手渡された。新潟県高野連としての善行表彰は過去に県内でもあったが、日本高野連からの善行表彰は一昨年から行われるようになり、県内では初めての表彰となる。

三条商の宮島主将は「打撃練習中で外野にいた部員が発見した。早く火を消そうという気持ちだった。みんなで協力して消火できたのはよかった」と感想を話し、「オフシーズンに入り、基礎練習を繰り返している。来年夏はエコスタで試合をできるよう頑張りたい」と今後の意気込みを話していた。

表彰を受けた三条商の1、2年生の野球部員

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【NPB・BCL】知野「球界一の選手に」 DeNAが指名あいさつ

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NPBドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから6位指名を受けた新潟アルビレックスBCの知野直人内野手(19)が5日、球団幹部から指名あいさつを受けた。新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアムを訪れたのは、DeNAの吉田孝司スカウト部長と進藤達哉編成部長の2人。「三拍子揃った選手」との評価を聞いた知野は「球界一と言われる選手になりたい」と成長を誓った。

指名あいさつを終え、知野直人(中央)と握手するDeNAの吉田孝司スカウト部長(左)と進藤達哉編成部長(右)

あいさつの冒頭、吉田部長から「練習している?」と尋ねられ、知野は「しています」とはっきり答えた。吉田部長から「これからが勝負。練習しなければ上手くならない」と言われた知野は大きく頷いた。

指名あいさつ後、吉田部長は「ウチの補強ポイントである右打ちの内野手。進藤部長から名前を聞いていて、鍛えればウチの戦力になると考えた」と指名理由を説明した。

担当として何度も試合観戦に足を運んだ進藤部長は「三拍子揃った選手。昨年もリストに挙がっていた。春先に体がたくましくなり、今季はプレーに確実性がついてきて成長を感じた」と話し、「思い切りのいい打撃と積極的な走塁、パンチ力に期待している。守備も確実性を上げていってほしい」と期待を寄せた。

2人の話を聞いた知野は「ドラフト後の喜びの気持ちは捨て、しっかり次に向けて練習している。『走攻守で評価している』と言っていただいたので、もう一段階レベルを上げ、球界一と言われる選手になりたい」と意欲を示した。

走攻守で高い期待を集める知野 「球界一の選手になりたい」と意欲を示した

吉田部長は「レギュラーとして、一・二番を打ついやらしい選手になってほしい」とその成長に期待を示した。知野自身も既に視線は次に向かっている。「一軍で活躍している姿を(新潟のファンに)見せたい。ここ(エコスタ)に来なければ意味がない。一軍に上がって、アルビレックスのサポーターや家族からプレーを見てほしい」と夢を語った。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】纐纈が滋賀へ移籍 滋賀の捕手・松山が新潟へ

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ルートインBCLの新潟アルビレックスBCは31日、纐纈英騎(こうけつ・としき)内野手(24)が滋賀ユナイテッドBCに、滋賀から松山翔吾捕手(21)が新潟に移籍すると発表した。

滋賀に移籍する纐纈英騎 左の長距離砲として活躍した

滋賀に移籍する纐纈は岐阜県の出身で、2015年に新潟に入団。左の主砲として3年目の昨季は打率・351、本塁打9、打点55と活躍。ただ4年目の今季はケガで28試合の出場にとどまり、打率・324、本塁打4、打点16の成績だった。

滋賀から新潟に移籍する松山は福岡県出身。今季途中に信濃から滋賀に移籍し、計46試合に出場、打率・338、本塁打2、打点29の成績を残した。

(撮影・文/岡田浩人)

【社会人軟式】小千谷名球会は代表決定戦で惜敗 MLBドリームカップ

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社会人軟式野球チームの全国大会である「 MLBドリームカップ2018 supported by XEBIO Group」(主催:実行委員会)の北信越地区代表決定戦と全国大会出場切符を懸けた東日本代表決定戦が3、4日の両日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで開催された。新潟ブロック代表の小千谷名球会が5チームによる北信越地区代表決定戦を制し優勝したが、続く東日本代表決定戦で関東地区代表のクーニンズに0対2で惜敗し、全国大会出場は逃した。小千谷名球会は8月から9月にかけて13チームが参加して行われた新潟ブロック大会で優勝。北信越も制し、2年ぶりの全国大会出場を狙ったがあと一歩届かなかった。

北信越を制したものの、惜しくも全国大会出場はならなかった小千谷名球会

◎3日の試合結果◎
<北信越地区・準々決勝>
小千谷名球会7-0トヤマインターゴルフアカデミー(富山)
(バッテリー)
小千谷:大港、沖山ー橋本
(二塁打)
小千谷:大港
(本塁打)
小千谷:飛田野

<北信越地区・準決勝>
小千谷名球会8-0川翔(福井)
(バッテリー)
小千谷:大港、沖山、内山ー橋本
(二塁打)
小千谷:飛田野、大平
(三塁打)
小千谷:橋本

◎4日の試合結果◎
<北信越地区・決勝>
小千谷名球会2-0アイエムショット(石川)
(バッテリー)
小千谷:沖山、大港ー橋本

<東日本代表決定戦>
小千谷名球会0-2クーニンズ(関東代表)

(バッテリー)
クーニ:前沢ー関口、緑川
小千谷:大港、沖山ー橋本
(二塁打)
小千谷:橋本2
(三塁打)
クーニ:伊海田
(本塁打)
クーニ:工藤

2日間で4試合に登板した小千谷名球会・大港卓(中越高出身)


7回裏、この日2本目の二塁打を放った四番・橋本龍樹(日本文理高出身)

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【NPB】来季はエコスタで2試合開催 5月にDeNA×巨人、9月に巨人×中日

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日本野球機構(NPB)は7日までに、2019年のセ・パ両リーグの公式戦日程を発表した。新潟市のハードオフ・エコスタジアムではセ・リーグ公式戦が2試合予定され、5月8日(水)にDeNA対巨人、9月3日(火)に巨人対中日のセ・リーグ公式戦2試合が行われる。

新潟でのDeNAの主催試合は同スタジアム開場以来11年連続・巨人の主催試合は6年ぶりの開催となる。パ・リーグの公式戦は実施されない。

今年4月17日の巨人戦で地元凱旋先発を果たしたDeNA・飯塚悟史

今年4月17日のセ・リーグ公式戦では、上越市出身のDeNA・飯塚悟史投手(日本文理高出身)が先発を果たした。DeNAは先月25日のドラフト会議で三条市出身で新潟アルビレックスBCの知野直人内野手を指名している。

巨人では、出雲崎町出身の池田駿投手(新潟明訓高出身)が今季27試合に登板し、8月4日にプロ入り初勝利を挙げている。見附市出身で新潟アルビレックスBCから一昨年の育成ドラフト1位で入団した髙井俊投手、上越市出身で昨年の育成ドラフト8位で入団した荒井颯太外野手(関根学園高出身)も在籍している。

今季初勝利を挙げた巨人・池田駿投手

中日では、新潟市秋葉区出身の笠原祥太郎投手(新津高-新潟医療福祉大出身)が今季6勝を挙げ、侍ジャパン日本代表として日米野球に出場中。初の凱旋登板にも注目が集まる。

(撮影・文/岡田浩人)

【NPB・大学野球】漆原「支配下からチームの柱に」と決意 オリックスが指名あいさつ

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オリックス・バファローズから育成ドラフト1位指名を受けた新潟医療福祉大4年の漆原大晟投手(22・新潟明訓高)が8日、球団のスカウトから指名あいさつを受けた。新潟市北区の同大を訪れたのは、オリックスの牧田勝吾チーフスカウト、柳川浩二スカウトの2人で、担当した牧田チーフスカウトは「先発完投型の能力がある投手」と評価。漆原は「まずは支配下選手になることが目標。チームの柱と言われる投手になりたい」と目標を口にした。

左から牧田勝吾チーフスカウト、育成1位指名の漆原大晟、柳川浩二スカウト

指名あいさつには新潟医療福祉大の佐藤和也監督も同席。牧田チーフスカウトは「本来であれば本指名でもおかしくない投手。一日でも早く支配下登録されて一軍マウンドの姿を新潟県の皆さんに見せてほしい。中日で活躍している(同大先輩の)笠原(祥太郎)投手のように、日本を代表する投手に育て上げられるよう、球団としてサポートしたい」とあいさつした。

指名あいさつ後の会見で、漆原は「指名していただき、ありがたく感じる。スタートラインに立つ前の心の準備ができた」と話し、「直球を軸に打者に向かって行くのが自分のスタイル。打者をねじ伏せる気持ちでマウンドに立ちたい」と意気込みを示した。また前日7日に侍ジャパンデビューした同大出身の笠原祥太郎投手の活躍に触れ、「第一線で戦っている先輩としてこれからも背中を追っていきたい」と2歳年上の先輩に負けない活躍を誓った。

最速151キロの直球を武器に「打者に向かって行く」と意気込む

牧田チーフスカウトは「自分の長所・短所がわかっている22歳。負けん気も強く、プロの壁も打破できる」とその性格を評価。技術的には「ソフトバンクからオリックスに入団した馬原孝浩投手(2015年現役引退)のような真っすぐの質」と評し、「今は高校野球でも真っすぐが速いだけだと抑えきれないほど打者の技術が上がっている。150キロの直球としっかり腕を振った変化球…空振りを取れる落差のあるスプリットがあり評価させてもらった。またカーブにも魅力を感じ、指先の感覚に惚れた。先発完投型の能力がある投手」と期待を寄せた。

その上で「先発ローテーションに加わってもらいたいが、中継ぎでも短い回であれば将来的にセットアッパーもできる力がある。育成スタートだが、チームとして責任を持って2ケタの背番号、一軍マウンドに上げさせるためにしっかり育てなければという責任を感じる」と話した。

佐藤監督は「何とか早く支配下選手になり、2ケタの背番号で一軍のマウンドに立つことを目標にスタートを切ってほしい。新潟出身らしく謙虚に、コツコツ積み上げていく毎日を送ってほしい」とエールを送った。

漆原は「
チームのために1勝でも多く貢献できれば。まずは2ケタの背番号、支配下が目標。(将来的に)チームの柱と言われる投手になりたい。初年度に支配下登録されるよう日々精進したい」と意気込みを示した。

今後は11月30日に仮契約、12月15日に大阪市内のホテルで入団発表に臨む予定。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【NPB・BCL】知野の背番号は「60」 DeNAと仮契約

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先月のNPB(日本野球機構)ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから6位指名を受けた新潟アルビレックスBCの知野直人内野手(19・三条市出身)が12日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで仮契約を結んだ。契約金2500万円、年俸600万円(金額はいずれも推定)で、背番号は「60」に決まった。仮契約を終えた知野は「背番号60と言えば知野、と言われる、球界を代表する選手になれるよう頑張りたい」と決意を示した。

仮契約を終えた知野直人(中央)とDeNAの吉田孝司スカウト部長(左)、進藤達哉編成部長(右)

DeNAの吉田孝司スカウト部長は「(ヤクルトの)山田(哲人)選手のように三拍子揃った、全てで1ランク2ランク上を目指してもらいたい」と話し、進藤達哉編成部長は「良い選手ということで指名したが、ここから先の努力が大事。全てにおいてもう一回り大きくなってほしい」と期待を寄せた。

知野は「仮という形だが契約してもらい、ベイスターズの一員として頑張りたいと思った」と走攻守でさらなるレベルアップを誓っていた。22日に横浜市内で正式契約を結び、新人選手入団発表に臨む予定。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【社会人硬式】甲子園4強主将・池田がバイタルネット入り

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社会人野球のバイタルネット(新潟市)の来季新人選手が13日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムでの練習会に参加した。来春大卒見込みの8人が内定。新潟県出身者では4年前の夏の甲子園で日本文理高校の主将・四番打者としてベスト4入りを果たした池田貴将内野手(22・東洋大4年)が内定し、この日の練習で汗を流した。池田は「都市対抗と日本選手権に出場できるよう、チームの力になりたい」と意気込んでいる。

バイタルネットへの入社が内定した東洋大4年の池田貴将(日本文理高出身)

16日の内定式を前にした練習会。懐かしいエコスタのグラウンドで白球を追いかけるのは、劇的な逆転サヨナラ勝ちで甲子園出場を決めた2014年夏の新潟大会決勝以来。池田は「久しぶりだなと思いました」と地元に帰って来た実感がわいた。

4年前の夏、甲子園でベスト4に進出した日本文理高校で、投の中心が飯塚悟史(DeNA)なら、打の中心は池田だった。四番で三塁手、そして主将を務め、チームをけん引した。

高校卒業後は神宮での活躍を誓い東洋大に進学したが、公式戦の出場は代打や代走など4試合にとどまった。上茶谷大河(DeNA1位)、甲斐野央(ソフトバンク1位)など同期4人が今秋のドラフト指名を受けた東洋大。層の厚いチーム内競争の中、「大学ではあまり成績を残せなかった」と池田は振り返る。ただ、大学卒業後の進路を考えた時に「野球を続けたい」という気持ちが真っ先に来た。

そんな中、ことし3月に仙台市で行われたバイタルネットの練習会に参加。「地元の会社に入りたかった」という池田は、紅白戦で2本の本塁打を叩き込み、猛アピール。バイタルネットの佐藤英司監督が「右の内野手が欲しかった。野球に取り組む姿勢も好印象だった」と評価。このほど来春の入社内定をもらった。

練習会の冒頭、同期の選手とともにあいさつ

13日の練習会では来春入社内定の同期とともに、先輩選手たちと一緒に汗を流した。フリー打撃で快音を飛ばした池田。「公式戦に出場できていなかった分、試合勘がまだ鈍っている」と苦笑いを浮かべながらも、「とてもいい雰囲気でやりやすい環境。先輩のいい部分を学んで吸収していきたい。大学では守備も打撃もしっかりした土台ができた。それをこれからどういかすかが大事」と意気込みを示した。

バイタルネットは2014年秋に日本選手権に出場して以降、4年連続で全国大会出場を逃している。池田は「目標は都市対抗と日本選手権に出場できるよう、チームの力になりたい。高校時代にお世話になった皆さんに新潟でしっかりとしたプレーを見せたい」と決意を固める。日本文理高校の同期の中には社会人でプレーを続ける仲間もいる。「都市対抗などの全国大会で対戦できれば」と心を躍らせている。

フリー打撃で快音を飛ばす池田 地元新潟での活躍を誓う


なおバイタルネットの来季新人選手は以下の通り。

<投手>
・佐々木竜次(花巻東高-東京農業大)
・アドゥワ大(九州国際大付高-東農大北海道)
・山地大成(青森山田高-桐蔭横浜大)
<捕手>
・古谷勇斗(藤代高-独協大)
<内野手>
・池田貴将(日本文理高-東洋大)
・飯島健二朗(前橋育英高-上武大)
<外野手>
・藤澤浩太(横浜隼人高-横浜商科大)
・御簗翔(敦賀気比高-関東学院大)

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【社会人硬式】バイタルネット新監督に元近鉄・加藤正樹氏 練習拠点が仙台市に

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社会人野球のバイタルネット(新潟市)の来季新監督に元近鉄の外野手・加藤正樹氏(53)が就任する見通しであることが14日、明らかになった。加藤氏は大阪市出身で、PL学園から早大を経て、1987年にドラフト外で近鉄に入団し活躍。現在は前楽天監督の梨田昌孝氏らをマネジメントする会社の代表を務める。2016年シーズンから3年間監督を務めてきた佐藤英司氏(40)は副部長兼編成担当として野球部内に残る。

また、12月から野球部の練習拠点が宮城県仙台市に移ることも明らかになった。ただ野球部員の所属は新潟物流センターで、チーム関係者は「本拠地は新潟市で、大会への出場と地域貢献活動はこれまで通り」としている。2014年秋の日本選手権出場を最後に全国大会出場から遠ざかっているチームが新体制で新たなスタートを切ることになった。

監督交代と練習拠点の変更が明らかになったバイタルネット 14日は新潟市のハードオフ・エコスタジアムで選手が汗を流した

関係者の話を総合すると、加藤氏との監督契約期間は来年1月から。バイタルネットとの関係は、2008年秋のドラフト会議で同社の谷元圭介投手(現・中日)が日本ハムから7位指名を受けた時の監督が梨田昌孝氏だったことから縁ができ、加藤氏が選手への指導や大会視察に訪れることもあり、関係が深まっていったという。12月上旬に正式契約を結ぶ予定。バイタルネットとしては前身のニチエー時代を含め、初のプロ出身監督。外部監督も初めて。

現監督の佐藤氏は副部長となり、高校生や大学生のスカウティングなど編成を引き続き担当する。会社関係者は「佐藤氏にはベンチの内外でさらに研鑽を積んでもらい、将来的に監督に復帰してもらう予定」と長期的な視野で今回の監督人事となったことを説明する。

また、チームの練習拠点がこれまでの新潟市から、本社のある宮城県仙台市に移る。自社のグラウンドや室内練習場があり、宿泊施設は食事がしっかり摂れ、「練習環境が改善され、会社として野球部強化を全面的にバックアップできる」(会社関係者)としている。ただ、野球部員は新潟物流センターに新設される組織の所属となり、チーム関係者は「あくまで新潟市を本拠地として活動することに変わりはない。
新潟での野球教室など地域貢献活動は継続して行う」と話し、これまで通りJABA(日本野球連盟)の新潟県所属チームとして、都市対抗や日本選手権の全国大会出場を目指す。

バイタルネット硬式野球部は1976年に新潟市の医薬品卸会社「ニチエー」の硬式野球部として創部し、1994年に日本選手権初出場。2001年に合併に伴い「バイタルネット」に社名変更。2012年の日本選手権で全国大会初勝利。これまでに都市対抗3回、日本選手権6回に出場を誇る。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】新潟南が県推薦校に 来春選抜大会21世紀枠

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新潟県高野連は16日、「第91回選抜高校野球大会」(来年3月23日開幕・甲子園球場)の21世紀枠の新潟県推薦校に新潟南高校を推薦すると発表した。新潟南は今秋の県大会で準優勝し、21年ぶりに北信越大会出場を果たした。グラウンドが他部との共用である困難環境の克服や、学業と部活動の両立などの点が評価された。今後は11月28日に学校で表彰が行われ、12月14日に北信越地区5県の各候補校の中から地区代表が1校に絞られる。来年1月25日に開かれる選考委員会で全国9地区代表から3校が21世紀枠に選出される。

今秋の新潟県大会で準優勝 21年ぶりに北信越大会出場を果たした新潟南

新潟南の推薦は、新潟県高野連が開催した21世紀枠県選考会議で満場一致で決定した。推薦理由として新潟県高野連は以下の3点を挙げている。

①困難な環境の克服…「通常練習しているグラウンドは他部との共用で、内野が満足にとれていない。右翼も 70メートル程度と狭小な練習環境であり、練習も工夫して行っている。そのような環境であることから、練習試合は必ず校外に出かけて行っている」

②学業と野球部活動の両立…「県内屈指の進学校であり、野球部の生徒も時間を有効に使いながら熱心に練習に励んでいる。その一方で野球部員の7割以上が国公立大学に進学を果たすなど、学業と部活動の両立を果たしている」

③野球部員の活動が他の生徒の模範となっている…「3年前より毎朝校舎の階段清掃を行うなど、校舎の美化につとめ、他の生徒の模範となる行動を行っている」

新潟南はこれまでに1984年夏と1989年夏の2回、甲子園出場を果たしている。21世紀枠の県推薦校に選ばれるのは初めて。今後は12月14日に北信越地区5県の各候補校の中から地区代表が1校に絞られる。その後、来年1月25日に開かれる選考委員会で全国9地区代表から3校が21世紀枠に選出される。

なお、新潟県高野連は選抜大会の一般選考枠の出場候補推薦校として、北信越大会に出場した日本文理、新潟南、関根学園、帝京長岡の4校を推薦した。

(撮影・文/岡田浩人)

【NPB】鈴木裕太の背番号は「56」 ヤクルトと仮契約

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先月のNPB(日本野球機構)ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから6位指名を受けた鈴木裕太投手(18・日本文理高)が26日、新潟市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金2200万円、年俸480万円(金額はいずれも推定)で、背番号は56に決まった。

鈴木は球団を通し「きょう仮契約を終え、一日も早く神宮のマウンドに立ちたいという気持ちがわいてきました」とコメントした。12月7日に都内で新人選手の入団発表が行われる。

(取材・文/岡田浩人)

【高校野球】新潟南「冬に打撃強化を」 21世紀枠・県推薦校表彰

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来春甲子園で開催される「第91回選抜高校野球大会」の21世紀枠の新潟県推薦校に選出された新潟南高校への表彰式が28日、新潟市の同校で行われ、新潟県高野連の富樫信浩会長から岩渕大主将(2年)に表彰状が手渡された。岩渕主将は「県代表に選ばれて光栄。この冬は打撃強化と体づくりを意識して取り組みたい」と意気込みを話した。

新潟県高野連の富樫信浩会長から表彰を受ける新潟南・岩渕大主将(右から2人目)

新潟南の野球部は1939年創部で、これまでに1984年夏と1989年夏の2回、甲子園出場を果たしている。1984年夏には県勢として戦後初のベスト8進出を果たしている。今秋の県大会で準優勝し、21年ぶりに北信越大会出場を果たした。グラウンドが他部との共用であることなど困難な条件を克服していることや、学業と部活動の両立、3年前より毎朝校舎の階段清掃を行うなど他の生徒の模範となっていることが評価され、21世紀枠の県推薦校に選出された。

表彰後、岩渕主将は「新潟県の代表に選ばれて光栄」と感想を話し、「これから北信越、そして全国で選ばれなければならず、(選抜)甲子園への道は長いが、県代表に選ばれたことで自覚を持たなければならない」と気を引き締めた。推薦理由にある校舎清掃については「野球は自分を犠牲にして仲間を次の塁に進めるスポーツ。掃除も誰かがやらなければならない。朝から自分たちの意識を高めるために取り組んでいる」と説明した。

ベスト8入りした1984夏、1989年夏の甲子園出場の記念写真パネルを前に

長島史明監督は「北信越大会後、練習や日常生活への姿勢など意識が非常に高くなった」と部員たちの成長に触れ、「秋の反省から打撃に力を入れなければ勝ち上がるのは厳しいと感じた。現在は振り込みを中心にやっている」と現在の練習状況を話した。岩渕主将も「秋の大会では投手中心で打ち勝つことができなかった。打って勝たなければ上位に行けない。打撃強化と体づくりを意識したい」とこの冬の課題を掲げた。

今後は12月14日に北信越地区5県の各候補校の中から地区代表が1校に絞られる。その後、来年1月25日に開かれる選考委員会で全国9地区代表から3校が21世紀枠に選出される。新潟県からは2003年に柏崎、2011年に佐渡が21世紀枠での選抜甲子園出場を果たしている。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】野球部員5人が飲酒で自宅謹慎 部長交代などを発表 日本文理 

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日本文理高校は30日、新潟市西区の同校で記者会見を開き、野球部員5人が飲酒、うち3人が喫煙していたと発表した。同校はこの5人を自宅謹慎、運動部寮からの退寮処分とすると発表。また責任を取って佐藤琢哉野球部長が交代するとした。記者会見した田中利夫副校長は「多くの方々の期待を裏切る結果になり、お詫び申し上げる。再発防止と信頼回復に努める」と謝罪した。

記者会見で頭を下げる田中利夫副校長(右)と佐藤琢哉野球部長(左)

飲酒が発覚したのは引退した3年生の野球部員5人で、うち1人が今夏のベンチ入りメンバーだった。全員が運動部寮に住んでいた。11月19日の夜、この野球部員5人と、部員ではない同級生3人が寮内の一室で飲酒し、野球部員の3人は喫煙もしていた。翌20日に寮に住む2年生の報告で事態が発覚。その後の学校の聞き取り調査で、同じ野球部員5人が9月中旬に学校近くの居酒屋で飲酒し、11月15日にも近くのコンビニエンスストアで酒類を購入し、寮内で飲酒していた事実がわかった。

日本文理高校は30日に新潟県高野連に文書で報告。今後、日本高野連の処分を待つ。また学校の処分として、関わった野球部員5人の自宅謹慎と退寮処分、後任が決まり次第の佐藤野球部長を交代させることを発表した。今後、寮の管理態勢を強化するため他の顧問の配置や出入り口に防犯カメラを設置するなどの再発防止策を取る。

また寮監を兼務している鈴木崇監督については来年2月に開かれる理事会で処分等が検討される。なお1、2年生による練習はテストが終了した30日から通常通り再開された。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【NPB】漆原がオリックスと仮契約 「準備」の心刻む

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オリックス・バファローズから育成1位指名を受けた新潟医療福祉大4年の漆原大晟投手(22・新潟明訓高)が30日、新潟市内のホテルで仮契約を結んだ。支度金300万円、年俸260万円(金額はいずれも推定)で、背番号は「127」に決まった。漆原は「一日も早く支配下登録選手になれるよう、一日一日を大切に練習に取り組みたい」と意気込みを語った。

色紙に「準備」と記した漆原大晟(中央)。オリックスの牧田勝吾チーフスカウト(左)、新潟医療福祉大の佐藤和也監督(右)とともに記念撮影

仮契約を終え、記者会見したオリックスの牧田勝吾チーフスカウトは「育成スタートだがオリックスで前例を作るような投手、一軍で2桁勝利できる投手に成長してもらいたい」と期待を込めた。

漆原は「一日でも早く2桁の背番号を付けたい気持ちでいっぱい。課題は多くある。1つひとつ改善したい」と話した。意気込みを示す色紙には「準備」と記した。「佐藤監督は『千の準備、一の勝負』という言葉をよく話していて、1つの勝負に1つひとつの準備が大切だと思っている。1球、1打者、1イニング、そして1試合を任せてもらえるよう、持ち味を最大限発揮できる準備を心掛けていきたい」と力を込めた。

今後は12月15日に大阪市内のホテルで新人選手の入団発表に臨む予定。1月上旬から新人合同自主トレが始まる。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】日本文理に厳重注意 日本高野連

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日本高野連は4日、大阪市内で定例の審議委員会を開催し、3年生の野球部員の飲酒や喫煙が発覚した日本文理高校への対応について、文書による「厳重注意」とした。引退した3年生による不祥事のため、日本学生野球協会審査室に処分を上申 … 続きを読む

【BCL】“レジェンド”稲葉大樹が現役続行 13年目のシーズンへ 新潟アルビレックスBC

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは5日、稲葉大樹野手コーチ兼任内野手(34)が来季も兼任コーチとして現役を続行すると発表した。稲葉はBCリーグが設立された2007年からプレーを続ける唯一の選手。これまでの12年間で積み重ねた安打数は878に上り、日本独立リーグに所属する選手の中で最多となる。

現役として13年目のシーズンを戦うことを決めた稲葉大樹

稲葉は5日も長岡市内の室内練習場で若手選手とともにキャッチボールやティー打撃などで汗を流した。「この3年間、サポーターに優勝を届けることができていない。来季は何とか地元で胴上げしたい」と7年ぶりの独立リーグ日本一奪還へ決意を示した。

(撮影・文/岡田浩人)

【BCL】新人10選手が意気込み語る 新潟アルビレックスBCが新入団選手会見

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは7日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで新入団選手の入団会見を開いた。特別合格の6選手と11月22日のドラフト会議で指名された3選手、そして移籍1選手の計10人が新たに加入することが決まり、NPB(日本野球機構)入りを目指す意気込みを語った。

新潟県関係では糸魚川市出身の熊倉巽内野手(22・環太平洋大)が「高校、大学と地元を離れていたので新潟でプレーできることに感謝している」と話し、「大事なところで確実に一本出せるように頑張りたい」」と打撃での貢献を誓った。

入団会見に臨んだ新人10選手
前列左から中園大樹、西澤知史、石森亨、三木田龍元、松山翔吾
後列左から海老塚耕作、山崎智也、内藤晃裕、熊倉巽、佐藤亮

会見の冒頭、球団の池田拓史社長は「3年間、前期・後期ともに優勝に届かず悔しいシーズンが続いている。来季は7年ぶりに独立リーグ日本一を達成し、1人でも多く(NPBに)羽ばたいてほしい」と期待を寄せた。また、加藤博人前監督の後任監督人事については「現在調整中」と語るにとどまった。

◎記者会見の動画は以下から◎
https://www.youtube.com/watch?v=wp7ylTXP9uU&feature=youtu.be

◎各選手のプロフィールと会見での抱負は以下の通り◎

海老塚耕作(21歳・投手)神奈川県出身 横浜創学館高-函館大
183㌢88㌔ 右投げ右打ち 背番号12
「任されたポジションで精いっぱいプレーし、チームの勝利に貢献したい。NPBスカウトから注目されるよう成長したい。アピールポイントは力強い投球とピンチの場面での強気な投球」


中園大樹(18歳・投手)福岡県出身 柳ヶ浦高
170㌢70㌔ 右投げ右打ち 背番号15
「新潟県の皆さんに応援してもらえるような選手になりたい。高校時代は直球で押していたが、独立リーグでは打者のレベルも上がる。まだ平均点以下なのでこれからアピールポイントを作りたい」


山崎智也(21歳・投手)静岡県出身 磐田南高-静岡大
177㌢77㌔ 右投げ右打ち 背番号25
「野球選手として、社会人として、自分を磨き、一年後のドラフト会議で名前が呼ばれるよう頑張りたい。肩甲骨回りや股関節など体の柔らかさをいかしたフォームで投げている。柔らかさをいかしつつ、体を強くして直球で押していける投手になりたい」


西澤知史(22歳・捕手)長野県出身 長野商高-信越硬式野球クラブ
178㌢81㌔ 右投げ右打ち 背番号38
「新潟県を盛り上げるため、自分のため、全力でプレーし、サポーターに元気を届ける選手になりたい。アピールポイントは強肩と勝負強い打撃」


内藤晃裕(22歳・内野手)兵庫県出身 三田松聖高-大阪体育大
178㌢80㌔ 右投げ左打ち 背番号9
「チームからの評価をいい意味で裏切っていきたい。厳しい世界だが、学ぶ姿勢、感謝の気持ちを忘れず、新潟を盛り上げていきたい。一番のアピールポイントは内野も外野もできること。1試合のうちに行き来したことがあり、対応能力は自信がある。足に自信があり、次の塁を狙う積極的な走塁もアピールポイント」


石森亨(22歳・外野手)埼玉県出身 浦和学院高-立正大
171㌢65㌔ 右投げ左打ち 背番号23
「自分の持ち味である足と肩をプレーで見せ、チームの優勝に貢献したい。アピールポイントは肩の強さと足の速さ。盗塁には自信があるので見てもらいたい」


熊倉巽(22歳・外野手)糸魚川市出身 浦和学院高-環太平洋大
175㌢80㌔ 右投げ右打ち 背番号29
「NPBを目指すことはもちろん、チームに貢献できるよう精いっぱい頑張りたい。新潟県出身だが高校、大学と地元を離れていたので新潟でプレーできることに感謝している。アピールポイントは打撃。大事なところで確実に一本出せるように頑張りたい」


三木田龍元(25歳・投手)北海道出身 小樽潮陵高-北海道大-四国・香川-四国・徳島
177㌢77㌔ 左投げ左打ち 背番号14
「来年26歳になるのでNPB目指すには厳しい年齢であることは自覚しているが、同じ左の変則でこの新潟から26歳でNPB入りした渡邉雄大さん(現・ソフトバンク育成)を目標としていた。チームに感謝し、1球1球大切に投げたい。左打者を絶対に抑える。四国での中継ぎ経験をいかしたい」


佐藤亮(22歳・内野手)東京都出身 横浜高-明治学院大
172㌢74㌔ 右投げ右打ち 背番号3
「チームの独立リーグ日本一、個人としてはNPB入りを目指して精進したい。アピールポイントはフルスイングからの左右への強い打球とここ一番での集中力」


松山翔吾(21歳・捕手)福岡県出身 横浜商科大高-千葉熱血メイキング-BC信濃-BC滋賀
175㌢84㌔ 右投げ右打ち 背番号5
「滋賀から移籍してきた。BCLは3年目。自分のため、チームのために全力で頑張りたい。アピールポイントは打てる捕手ということ。他のチームの捕手にも打撃面では負けたくない」


◎地元での活躍誓う糸魚川市出身・熊倉巽◎

11月の関東トライアウトで力強い打球を飛ばした熊倉

11月の明治神宮大会で創部初の決勝に進出し、準優勝を果たした環太平洋大(岡山県)。熊倉は準決勝の近畿大戦と決勝の立正大戦で代打出場した。「準優勝という結果はうれしかったが、日本一を目指していた中で最後に逆転負けし悔しかった」と振り返る。その3日後に行われた関東トライアウトの会場で熊倉は快音を飛ばした。

糸魚川市出身。父親の登さんは糸魚川高校から駒沢大に進み、社会人野球でプレーした経験を持つ。熊倉自身も小2で野球を始め、中学では登さんが監督を務める糸魚川シニアの1期生として硬式野球を経験。高校は埼玉の強豪・浦和学院に進学した。

「2年秋には四番を打たせてもらいましたが、最後の夏はベンチに入れず、スタンドでした。大学では1年春からベンチ入りしましたが、その後はなかなか定着しなかった。最後の秋にようやくベンチ入りできました。ずっと地元を離れていたが、高校、大学と結果を出すことができなかった」

夢であるNPB入りを目指し、トライアウトに挑戦。「体のバランスがいい」と新潟の関係者の目にとまり、先月22日のドラフト会議で地元枠指名を受けた。今秋限りで退任が決まった環太平洋大・野村昭彦監督からは新潟入りが決まった後、「厳しい世界なので必死に頑張れ」と激励された。

「こうやって地元の新潟でプレーさせていただくことになり、支えてくださった皆さんに恩返ししたい。1年でNPB入りを目指します」

7年ぶりに帰ってきた地元で、大暴れを誓っている。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【NPB・BCL】中越OBの川上審判員が「NPB育成審判員」に 来季はファーム戦を担当

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日本野球機構(NPB)は11日、長岡市出身で今季は研修審判員としてルートインBCリーグの公式戦などに派遣されていた川上拓斗審判員(22歳・中越高出身)と来季はファーム戦などを担当する「育成審判員」として契約すると発表した。川上審判員は「BCリーグでの経験を忘れずに、また皆様に良いご報告ができるよう頑張ります」とコメントしている。

来季はNPB育成審判員としてファーム戦などを担当する川上拓斗審判員

川上審判員は中越高校野球部の出身。高校卒業後の2015年にBCリーグに採用され、審判員として経験を積んだ。NPBのアンパイア・スクールを経て、今年2月にNPBの研修審判員に採用され、今季はBCリーグに派遣される形で公式戦で実戦経験を重ねた。新たな契約でBCリーグ出身の審判員として初の「育成審判員」となり、来季はファームの試合などでさらに実戦経験を積む。今後は一軍の試合を担当できるNPB審判員の契約を目指す。

川上審判員はBCリーグを通じて「この度、来シーズンよりNPB育成審判員として、契約いたしました。BCリーグでは審判としてだけでなく、様々なことを学ぶことができました。この経験を忘れずに、また皆様に良いご報告ができるよう頑張ります。BCリーグでの4年間は一生忘れません。本当にありがとうこざいました」とコメントを発表した。

◎関連記事「川上拓斗審判員がNPB研修審判員に」(2018年2月28日)
http://www.niigatayakyu.com/archives/21517

(撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】新潟南は選出ならず 北信越推薦は福井・金津 来春選抜21世紀枠

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日本高野連は14日、来春開催される「第91回選抜高校野球大会」の21世紀枠の各9地区の推薦校を発表した。北信越地区からは福井県の金津高校が推薦され、新潟県の新潟南高校は選出されなかった。

各9地区の推薦校は以下の通り(21世紀枠はこのうち3校)
北海道=釧路湖陵 東北=古川(宮城) 関東・東京=石岡一(茨城) 東海=清水桜が丘(静岡) 北信越=金津(福井) 近畿=八尾(大阪) 中国=平田(島根) 四国=富岡西(徳島) 九州=熊本西(熊本)

選抜大会の選考委員会は1月25日に開かれ、出場32校が決定される。大会は3月23日に甲子園球場で開幕する。

(文/岡田浩人)

【社会人硬式】加藤正樹新監督が意気込み語る バイタルネット

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社会人野球のバイタルネット(新潟市)の新監督に就任した元近鉄・加藤正樹氏(53)が20日、新潟市西区の新潟物流センターで取材に応じた。加藤新監督は「バイタルネットのユニフォームを見て、相手チームが手ごわいと思うような『チーム力』をつけたい」と話し、5年ぶりとなる都市対抗野球と日本選手権への出場へ、チーム再建の意欲を示した。

バイタルネットの新監督・加藤正樹氏(左)と前監督の佐藤栄司副部長

加藤監督は大阪市出身。PL学園から早大を経て、1987年にドラフト外で近鉄に入団し活躍。現在は前楽天監督の梨田昌孝氏らをマネジメントする会社の代表を務めている。今月からバイタルネットの監督に就任した。

加藤監督は「野球人として監督という仕事を一度はやってみたかった。光栄なことで、機会を与えていただいたバイタルネットには感謝している」と述べた。チームの状況については「この3年ほど都市対抗や日本選手権の予選を見て、北信越地区は同じような力のチームが多く、どうしたら抜け出せるかと考えながら見ていた」と話す。

バイタルネットは2014年秋の日本選手権出場を最後に全国大会出場から遠ざかっている。加藤監督は「トーナメントの難しさは感じてきた。漠然とした言い方だが『チーム力』をつけたい。勝ちにふさわしいチームになりたい」と話し、「ユニフォームを見て、相手チームから手ごわいと思われるようになるため、少しずつ前に進みたい。会社や地域の人から応援される野球部を目指したい」と意気込みを語った。

また近鉄での経験から「プロで活躍する選手は練習での努力を惜しまない。中村紀洋選手は宿舎でもずっとバットを持っていた」と振り返り、「NPB(日本野球機構)への選手の輩出もしたいが、プロに入るだけでなく、活躍する選手を育てたい」と力を込めた。

副部長兼編成担当としてサポートに回る前監督の佐藤英司氏は「帯同させていただき、勉強させていただく機会をいただいた。楽しみです」と期待を寄せた。

加藤監督は年明けの1月6日に選手の練習拠点となっている宮城県仙台市入りし、選手たちと初めて対面する予定。5月のJABA新潟大会が新潟県内での公式戦デビューとなる。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

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