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【BCL】新潟が連勝で貯金1 樋口1本塁打3打点&楠本3打点の活躍

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは12日、埼玉県北本市で埼玉武蔵ヒートベアーズと対戦し、6対4で勝ち、2連勝を飾った。新潟は4回に樋口龍之介(立正大)の2ランで先制。7回には満塁から楠本歩(筑波大)の走者一掃三塁打と樋口の適時打で追加点を挙げた。投げては先発の前川哲(新潟産大附高)が7回まで無失点の好投。8回に走者を出して交代し、その後、埼玉武蔵に4点を奪われたが、継投で逃げ切った。新潟は前期通算成績が2勝1敗となった。次戦は13日(土)13時から、長岡市悠久山球場で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦する。

2連勝で貯金を1とした新潟アルビレックスBC

◎12日の試合結果◎
<北本総合公園>
新潟6-4埼玉武蔵

(バッテリー)
新潟:○前川(1勝1敗)、大竹、三木田、S海老塚(1S)-西澤、齋藤
武蔵:靏、●中島(1敗)、岡本、劉、尾林、松岡、村田-横田
(二塁打)
新潟:ピメンテル(4回)、西澤(8回)
武蔵:関口(8回)
(三塁打)
新潟:楠本(7回)
(本塁打)
新潟:樋口1号(4回・2ラン)

◇新潟・清水章夫監督のコメント◇
「樋口のホームラン、前川、西澤のバッテリーが試合を作ることができた。この2つが試合のポイントだった。明日は今シーズン初の長岡での試合。サポーターの声援を背に勝利を掴みたい」

(撮影・文/岡田浩人)


【大学野球】新潟大が13日から春季リーグ戦に挑む 関甲新2部

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大学野球の関甲新学生野球連盟2部に所属する新潟大が13日、春季リーグ戦の初戦に臨む。長野・松本大野球場で行われる初戦の相手は昨秋の3部優勝校で今季から2部に昇格した高崎経済大。昨春、昨秋ともに2部で4位となった新潟大は「2部でAクラス(3位以内)を目指す」と目標を掲げている。

13日から春季リーグ戦に臨む新潟大 私大から勝ち点を挙げての上位進出を狙う

新潟大は昨春と今春のリーグ戦では同じ国立大の2校から勝ち点を奪ったものの、私立大3校からは勝ち点を奪えず、ともに4位の成績だった。ただ、昨秋2部で優勝して今春から1部昇格を決めた平成国際大から1勝を挙げるなど、関甲新に所属する国立大の中ではトップクラスの力を持つ。

柳澤将貴選手兼任監督(3年・上田染谷丘)は「昨秋のレギュラーメンバーが抜けた部分はあるが、誰が試合に出ても同じプレーをしようと言い続け、全員で試合を戦う意識で臨んでいる」とチームの特徴を説明する。

投手陣の中心となる八幡蓮 「自分が投げた試合は全部勝ちたい」と話す

投手陣の中心となる左腕の八幡蓮(3年・新発田南)は「今年は雪がなく早い時期から投球練習を始め、そのためフォームが安定している。調子もいい」と表情も明るい。昨年まで投手陣を支え、2部昇格に大きく貢献した投手が今春卒業した。八幡は「去年までは大黒柱となる先輩がいたが、今は自分が投げなければ勝てないと思っている」と自覚も出てきた。「(3年生の)今年がラストシーズンになると思うので、自分が投げた試合は全部勝ちたい」と意欲を見せる。

その他にも川﨑温史(2年・高田)と海老原巧(2年・下舘第一)の両右腕が控える。クローザ―には左腕の榑井孝太(2年・巻)が控える。

打撃練習で快音を響かせる宮澤大貴(左から2人目)と渡邊大地主将(右)

攻撃では主将の渡邊大地(3年・会津)を中心に、双子の兄弟である長島高樹(3年・巻)と長島大輝(2年・巻)、宮澤大貴(2年・日本文理)らに長打力があり、「下位で得点圏に走者を進め、上位で点を取る」(柳澤監督)と得点イメージを持っている。

渡邊大地主将は「オープン戦の最初は打てる試合と打てない試合の差があったが、徐々に試合に慣れてきた。前半からどんどん振っていけるチームになってきた」と打力に自信を見せる。

柳澤監督は「チーム全体の目標は2部でAクラス(3位以内)に入ること。そのためには私立大(関東学園大、松本大、常磐大)に勝つだけではなく、勝ち点を取らなければいけない」と目標を掲げる。選手同士が切磋琢磨し合ってきたチームで、2部の私立大を相手に“大物食い”し、上位進出を狙う。

◎新潟大の春季リーグ戦日程◎
4月13日(土)14日(日)…対 高崎経済大(長野・松本大野球場)
4月20日(土)21日(日)…対 関東学園大(群馬・関東学園大野球場)
4月27日(土)28日(日)…対 松本大(長野・松本大野球場)
5月11日(土)12日(日)…対 埼玉大(長野・松本大野球場)
5月18日(土)19日(日)…対 常磐大(埼玉・平成国際大野球場)

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】新外国人・ピメンテルが一発も群馬に敗れる 新潟アルビレックスBC

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは13日、長岡市悠久山球場で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦し、1対6で敗れた。新潟の前期通算成績は2勝2敗で、東地区6チーム中、4位。新潟の次戦は14日(日)13時から、群馬県伊勢崎市で群馬と対戦する。

新潟は先発の中西啓太(帝塚山大)が3回まで好投も、4回に群馬打線につかまり3失点。7回には群馬のポロにソロ本塁打を浴びた。リリーフした新人の山崎智也(静岡大)もポロに2ランを浴びた。新潟打線は9回に新外国人・ピメンテル(ドミニカ共和国)の中越えソロ本塁打で1点を返したものの、昨季15勝を挙げ最多勝に輝いた群馬の先発左腕・トーレスの前に3安打に抑えられた。

9回裏に初本塁打を放った新外国人・ピメンテル

◎13日の試合結果◎
<悠久山>
新潟1-6群馬

(バッテリー)
群馬:○トーレス(2勝)-速水
新潟:●中西(1勝1敗)、山崎、木原田-西澤、齋藤
(二塁打)
群馬:ジョニー(4回)、富田(4回)
新潟:樋口(2回)
(本塁打)
群馬:ポロ4号(ソロ・7回)5号(2ラン・9回)
新潟:ピメンテル1号(ソロ・9回)

新潟の先発・中西啓太 7回を投げ、7三振も7安打4失点


新潟の2番手で登板した山崎智也 2失点も、力のある直球を見せた


9回に2ランを放ち、この日2本塁打の群馬・ポロ 4試合で5本塁打をマーク

◆新潟・清水章夫監督の話◆
「中西はいい準備ができ、意気込み、やってやるという気持ちが見えた。結果は負け投手になったが、1回から3回までの先頭打者を抑えようという気合いが見えた。4回も2死から(フライを野手がお見合いし、結果は安打)ああなってしまい、次の打者をなんとかしておけば何もない凡ミスだったが、四球で出してしまった。投手はいろいろと考えてしまうもの。6回の無死満塁のピンチから(無失点に抑え)、中西の期待に応えようという気持ちは見えた。ピメンテルはそれまでタイミングが合っていなかったが、どでかい当たりだった。ただでは終わらないというものを、ピメンテルも示してくれた。選球眼もいいし、4打席目で対応するレベルの違いも見せてくれた。(あすも群馬戦)2つ負けたらズルズルいってしまうので、連敗しないよう、あすこそ投手で抑えたい」

◆初本塁打の新潟・ピメンテル選手の話◆
「打ったのは真っすぐ。調子が上がってきた。チームメイトもみんないい仲間。自分の長所はロングヒッターであること。あす以降も同じで、ベターのなるよう臨む。目標はビッグリーグでプレーすること」

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】新潟が18安打で19得点 群馬をくだす

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは14日、群馬県伊勢崎市で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦し、19対11で勝利した。新潟の前期通算成績は3勝2敗で、東地区6チーム中、群馬と同率2位。新潟の次戦は18日(木)13時から、長岡市悠久山球場で福島レッドホープスと対戦する。

新潟は1回、新人の熊倉巽(糸魚川市出身・環太平洋大)の適時二塁打などで2点を先制。3回には新人の内藤晃裕(大阪体育大)が3ランを放つなど、その後も打線が着実に追加点を挙げた。先発の小野竜世(大阪体育大)は6回2失点と試合を作ったが、8回から登板した新外国人のカノが3安打1本塁打5四死球と乱調で9失点したが、打線が9回に5点を追加し、両チーム29安打の乱打戦を制した。

◎14日の試合結果◎
<伊勢崎球場>
新潟19-11群馬

(バッテリー)
新潟:○小野(1勝)、山崎、カノ、大竹、海老塚-西澤、齋藤
群馬:●田代(0勝2敗)、中野、南、金子、庄司-速水
(二塁打)
新潟:熊倉(1回)、内藤(5回)、西澤(5回)、西澤(9回)
(本塁打)
新潟:内藤1号(3回・3ラン)、足立1号(8回・2ラン)、ピメンテル2号(9回・3ラン)
群馬:ポロ6号(3回・ソロ)、速水3号(8回・ソロ)

(文/岡田浩人)

【NPB】ヤクルト・鈴木が二軍公式戦デビュー 西武・綱島と対戦も

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NPB(日本野球機構)イースタンリーグ・埼玉西武ライオンズ対東京ヤクルトスワローズの公式戦が17日、埼玉県所沢市のメットライフドームで行われた。昨秋のドラフト6位でヤクルト入りした鈴木裕太投手(日本文理高)が二軍公式戦初登板。7回裏の1イニングを投げ、無死満塁のピンチを招くも無失点に抑えた。2死後、プロ入り2年目の西武・綱島龍生内野手(糸魚川白嶺高)との“新潟県出身”対決も実現し、鈴木が152キロの直球で2ストライクに追い込んだ後、132キロのフォークボールを低めに決め、空振り三振に抑えた。

二軍公式戦で初登板 1回無失点に抑えた鈴木裕太(日本文理高出身)

鈴木は7対1と6点をリードして迎えた7回裏にマウンドに上がった。西武の四番・川越に自信のある直球を投げ込み、球速は140キロ台後半をマークしたが、制球がやや乱れ四球で歩かせる。五番の呉には右前安打、六番の金子一には中前安打を許し無死満塁のピンチを招くも、「打者が詰まっているのが分かったので、直球で押そうと思った」とその後も直球を中心とした組み立てを続ける。七番の山野辺をライトファウルフライに、八番の高木渉をセンターフライに抑える。2死満塁で九番・綱島を迎え、球速がさらにアップ。152キロの直球をファウルにさせ、追い込むと、最後はフォークボールが低めに決まり、空振り三振に抑えた。鈴木は1回無失点で初の公式戦マウンドを終えた。試合はヤクルトが7対2で逃げ切った。

◇ヤクルト・鈴木裕太投手の話◇
「初めての登板が、(メットライフドームという)一軍の試合の舞台である球場で、うれしい反面、緊張した。自分の投球がどうできるかをずっと考えていた。初球の直球はいい感じで投げることができたが、相手打者のスイングが速く、もっと腕を振ろうと意識したら、力が入りすぎて四球を出してしまった。次の打者に安打を打たれ、1、2塁になった後、直球で詰まらせることができた(結果はセンター前の安打)。満塁になっても、焦りより(直球で)いけるかなと思った。(2人をフライで仕留め)フライを打たせようと考えた。(2死満塁からの綱島への)最後の球はフォーク。変化球が自分の課題で、シート打撃ではカットされたり、振ってくれなかったり、という状態だった。最後に変化球がいいところに決まり、よかった。しばらくは短いイニングだと思うので、きょうのように打たれても0に抑えられるように心掛けたい。直球には自信があるので、それをいかせる変化球をと思う。(新潟のファンへ)自分が活躍している姿を見に来てもらったり、SNSなどで見ていただき、自分の姿を見て、野球を始めるような子どもが出てくれるように頑張りたい」

新潟アルビレックスBCで監督を務めた高津臣吾二軍監督(右)も期待を寄せる

◇ヤクルト・高津臣吾二軍監督の話◇
「(鈴木の初登板の投球を見て)びっくりした。これまで練習のブルペンで見てきて、球速があることも、ある程度球が荒れるのも予想はしていたが、試合になるとアドレナリンが出ているのか、思っていた以上にいい球を投げていた。ちょうど2年前に梅野(雄吾)が高卒1年目で投げさせた時に150キロ台を連発したのを思い出し、重なって見えた。ストライクが入るとか、変化球がどうとか、そういうのは気にせず、とにかく腕を振って強い球を投げるというのは、みんなが目指すがなかなできない。鈴木はそれを持っている。すごく楽しみ。育て甲斐がある。なかなかファームが勝てない中、きょうはいい形で点数を取り、鈴木に投げさせるというのはいろいろな意味があったが、無死満塁から0に抑えたのはもっと大きな意味があった。自信になったかどうかは分からないが、2試合目、3試合目としっかり投げてもらいたい。スタートとしてはすごくいいものを出せたと思う。あれだけ強く腕が振れ、強い球が投げられるのはなかなかできない。それだけではもちろんプロで通用しないが、なかなか速い球を投げる投手がいなくなってきている時代に、逆行して強い球を投げられる可能性のある投手というのは楽しみ。(新潟のファンへ)これから先、(鈴木が)一軍に入ってテレビに映る姿を見ていただきたいと思うし、そうなる可能性は十分にあるので、温かく見守ってくれたらと思う」

九番・三塁手で先発出場した西武・綱島龍生(糸魚川白嶺高)
無安打に終わったが第1打席ではセンターへ強い当たりを見せた

西武の綱島はこの試合、九番・サードで先発出場。第1打席は強い当たりのセンターフライ。第2打席は見逃しの三振。第3打席は右腕に死球で出塁。第4打席は鈴木の前に空振り三振に倒れ、無安打に終わった。ただ試合前のインタビュー取材では、「スイングの強さが上がった」と明るい表情で話し、自主トレからキャンプを経ての成長に手応えをつかんでいる。

◇西武・綱島龍生内野手の話(試合前取材)◇
「(開幕1か月だが)今のところ、打撃は調子がいい。打撃コーチと練習をしながら、いろいろ試しているが、自分に合っているスイングができている。(キャンプでは)スイングの強さが上がった。かなり振り込んだ。守備はまだまだ。今はまだ基本練習をしっかりやり、しっかりした形を身につけられれば。(今季の目標は)まずは二軍で3割以上打たなければ一軍で通用しない。打撃で3割以上、守備で失策をしないようにしたい。(6月30日には南魚沼市でイースタン公式戦があるが)地元でやれる機会。少しでも成長したところを見せたい。これからの練習でしっかり打撃も守備も練習したい。(松井稼頭央二軍監督からは)キャンプの守備で基本の形を教えてもらい、自分の力になっている。(きょうの相手のヤクルトに鈴木投手が入団したが)対戦してみたい。球が速いと聞いているので。(新潟のファンへ)今年の目標は一軍の試合に出ること。6月の新潟開催で成長したところを見せられたら」

試合後、鈴木が西武側の控室を尋ね、挨拶した。「負けたよ。悔しいなあ。でもワクワクした」と話す綱島に、鈴木は「今後もよろしくお願いします」と挨拶。互いに今後の切磋琢磨を誓い合った

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】新潟が福島に大勝 2試合連続で2ケタ得点

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは18日、長岡市悠久山球場で福島レッドホープスと対戦し、18対4で勝利した。新潟の前期通算成績は4勝2敗で、東地区6チーム中、栃木と同率で首位に立った。新潟の次戦は19日(金)13時から、同球場で今季から参入した茨城アストロプラネッツと対戦する。

新潟は2回に菊地悠人の右犠飛で先制。4回には打者10人で6得点するなど2試合連続となる2ケタ安打、2ケタ得点を挙げた。先発の前川哲(新潟産大附高)は6回まで無安打に抑える好投。7回に2ランを浴びたが、3投手のリレーで4失点に抑えた。

◎18日の試合結果◎
<悠久山>
新潟18-4福島

(バッテリー)
福島:●久能(1勝1敗)、猿渡、山本、谷中-森口
新潟:○前川(2勝1敗)、三木田、ユン-西澤、齋藤
(二塁打)
新潟:ピメンテル(2回)
(三塁打)
新潟:西澤(4回)
(本塁打)
福島:金1号(7回・2ラン)、アヤーザ1号(8回・ソロ)、金2号(9回・ソロ)
新潟:樋口2号(7回・ソロ)、樋口3号(8回・ソロ)、楠本1号(8回・満塁)

(文/岡田浩人)

【高校野球】春季県大会の組み合わせ決定 76チームが出場

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高校野球の春の大会である「第140回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)」の組み合わせ抽選会が18日、新潟市のユニゾンプラザで行われた。今大会の参加は76チーム(連合5チーム、参加校81校)。県大会は27日に開幕し、北支部と南支部に分かれ、6球場で1~3回戦が行われる。南北支部のベスト16が対戦する4回戦は5月4日、準々決勝は6日の予定。順調に日程が進めば5月11日に準決勝、12日に決勝が長岡市悠久山球場で行われる。上位2チームは6月1日から富山県で開催される北信越大会に出場する。

76チームの監督、部長がクジ引きを行った 写真は新潟明訓・島田修新監督

組み合わせ抽選会は北支部40チーム、南支部36チームで南北に分かれて行われた。昨秋のシード16校から順に監督や部長がクジを引き、対戦相手が次々と決まっていった。部員不足で単独出場ができずに連合チームとして出場するのは、長岡農・正徳館・栃尾、吉田・分水、塩松十総(塩沢商工、松代、十日町総合)、有総久(有恒、柏崎総合、久比岐)、高田農商(高田農、高田商)の5チーム。欠場するのは西新発田、阿賀野、村松、阿賀黎明の4校。

◎春季県大会の組み合わせ表◎ ※新潟県高野連発表

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】新潟が初対戦の茨城に大勝 単独首位に

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは19日、長岡市悠久山球場で茨城アストロプラネッツと対戦し、16対0で大勝した。新潟の前期通算成績は5勝2敗で、東地区で単独首位に立った。新潟の次戦は20日(土)13時から、同球場で埼玉武蔵ヒートベアーズと対戦する。

新潟は初回に3連打で2点を先制。2回には打者10人で5得点、3回には足立尚也(桜美林大)のソロ本塁打、石森亨(立正大)の2ランなどで4点を追加し、序盤から大量リードを奪い、18安打16得点を挙げた。先発の中西啓太(帝塚山大)は2安打、13三振を奪う好投で完封した。

◎19日の試合結果◎
<悠久山>
新潟16-0茨城

(バッテリー)
茨城:●日下(2敗)、矢萩、大竹、川名-楠、池田
新潟:○中西(2勝1敗)-西澤
(二塁打)
新潟:熊倉(1回)、樋口(2回)、菊地(3回)、楠本2(3回、6回)、石森(6回)
(本塁打)
新潟:足立2号(3回・ソロ)、石森1号(3回・2ラン)、熊倉1号(8回・2ラン)

(文/岡田浩人)


【BCL】新潟が武蔵に逆転勝ちで4連勝 27日からの10連戦に弾み

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは20日、長岡市悠久山球場で埼玉武蔵ヒートベアーズと対戦し、8対3で逆転勝ちした。新潟の前期通算成績は6勝2敗で東地区首位。新潟の次戦は27日(土)18時から、群馬県前橋市で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦する。

新潟は初回に先発の小野竜世(大阪体育大)が武蔵の先頭打者にソロ本塁打を浴びて先制されたが、2回に内藤晃裕(大阪体育大)がソロ本塁打を放ち同点に追いついた。守備のミスもあり、2点を勝ち越された直後の4回裏、1死2、3塁からピメンテルが3ランを放ち逆転に成功。5回には楠本歩(筑波大)の2ランなどで4点を追加し、試合を決定づけた。新潟は6回以降、5人の投手によるリレーで相手打線を封じた。

4回裏、新潟はピメンテルの3ランで逆転

◎20日の試合結果◎
<悠久山>
新潟8-3武蔵

(バッテリー)
武蔵:安齋、清水、劉、●岡本(1敗)、鶴、中島、尾林、タピア、松岡-富田、玉村
新潟:○小野(2勝)、大竹、木原田、長谷川、ユン、海老塚-西澤、齋藤
(二塁打)
武蔵:末永(4回)
新潟:楠本(4回)、内藤(5回)
(三塁打)
武蔵:宮之原(4回)
(本塁打)
武蔵:加藤1号(1回・ソロ)
新潟:内藤2号(2回・ソロ)、ピメンテル3号(4回・3ラン)、楠本2号(5回・2ラン)

2回裏、新潟の内藤晃裕(大阪体育大)がソロ本塁打を放ち、1対1の同点に


先発した新潟の小野竜世(大阪体育大) 5回3失点も7奪三振と好投


5回裏、楠本歩(筑波大)の2ランで新潟が6対3とリードを広げる


7回表、新潟は腰のケガから復帰した長谷川凌汰が今季初登板
球団のスピードガンで150キロをマークし、三者凡退に抑える

◇新潟・清水章夫監督の話◇
「小野は立ち上がりから良い投球だった。攻撃では内藤の本塁打が出て、チームが『もう1回いくぞ』という雰囲気になった。昨日までの流れを引き寄せることができた。(4回は外野守備のお見合いから失点だったが)嫌な感じだったが、その次の回にやってくれるのが今の選手たち。(ミスによる)失点を野手が何とかしようというのが見えた。(4試合連続で2ケタ安打で)チーム的には投手で勝ちたいと思っていたが、この3連戦は投手が頑張ってくれている。この3連戦で(投打が)噛み合ってきた。すごくいい3連戦だった。(27日からの)10連戦の前に悠久山で3連勝できて、気持ちよく10連戦に入ることができる」

◇逆転3ランの新潟・ピメンテル選手の話◇
「打ったのはチェンジアップ。タイミングはジャストだった。きのうは安打1本だったので、本塁打を狙っていた。アメリカのマイナーリーグでは1シーズン21本塁打だったので、今シーズン20本塁打は打ちたい」

◇2勝目を挙げた新潟・小野竜世投手の話◇
「初回の先頭の入りで、自分では全力で投げつもりだが、甘く抜けた球が高めにいってしまった。それを見逃さなかった向こうが一枚上手だと思い、次の打者から切り替えることができた。2回の3三振から勢いが出た。(146キロをマークして)直球の質はよかった。空振りも取ることができた。前期はこのまま無傷でいけたら。打者の調子がいいので、自分が最少失点でおさえることができれば勝てる。自分のできることを1回、1アウトずつやっていきたい」

◇今季初登板の長谷川凌汰投手の話◇
「緊張した。やっと投げられたなと思った。チームの調子が良い中、投げていなかったので、チームが勝てればそれでいいとは思っていたが、自分が投げた試合で勝ちたいという思いはあった。去年の新人で最初に投げたくらいの気持ちの昂りとそわそわ感があった。(150キロが出たが)きょうは球速より0点で(ベンチに)帰ってきたいというのがあった。打者の反応を見ながら、直球で押せるなと思った中で変化球をどう意識づけさせるかと思いながら投げた。それは去年はできなかったこと。球速よりもそういう脳みそになれたことが自分としては成長かなと思う」

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】春季県大会が開幕 1回戦6試合が行われる 雨で順延の試合も

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第140回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)が27日、開幕した。5球場で1回戦12試合が予定されていたが、雨のため中止・順延となった試合があり、3球場で計6試合が行われた。28日は3球場で6試合が行われる予定。

みどりと森①
公式戦初登板で7回2失点と好投した佐渡総合⑥佐藤璃周(2年)


◎27日の1回戦の試合結果◎
<鳥屋野>
①羽茂(中止・順延)中条
②新潟西(中止・順延)新潟江南


<五十公野>
①新津工9-8巻総合

(バッテリー)
巻総合:本多勇-柏熊
新津工:太田、澁谷-宮本
(二塁打)
巻総合:本多勇(1回)、川口(5回)、神田(7回)
新津工:鈴木(3回)、宮本(5回)
(三塁打)
巻総合:本多勇(3回)
新津工:酒井(7回)

②新発田商8-0豊栄(7回コールド)

(バッテリー)
豊 栄:木竜-吉川
新発商:小林駿、小林慧、村岡-石井、澁谷
(二塁打)
新発田商:小林慧(1回)

③新発田中央18-0新潟向陽(5回コールド)

(バッテリー)
中央:熊倉、松田-黒井
向陽:阿部、大澤、和澄-栗林
(二塁打)
中央:太田(3回)、宮下(4回)
(三塁打)
中央:小柳諒(1回)


<みどりと森>
佐渡総合10-2万代(7回コールド)

(バッテリー)
佐渡総:佐藤-本間

万 代:小熊-堀川
(二塁打)
佐渡総:安藤(2回)、本間2(6回、7回)、五島(7回)、齋藤康(7回)
万 代:古川(5回)

2回表、佐渡総合が一番・佐藤璃周の2点適時打で追加点を挙げる


万代①小熊恭平は6回まで粘りの投球を見せたが、7回に相手打線につかまった

◇佐渡総合・藤巻辰也監督の話◇
「選手にかなり緊張感があり、初回に相手のミスでもらった点(2点)だったので『すぐに追いつかれるよ』と話していたが、かなりバタバタとやってしまった。ワンアウトからでも送りバントをしたりしながら選手を落ち着かせようとした。(7回の6得点は)少しずつタイミングも合ってきて、後半の打撃はよかった。(投手の佐藤は)球が動くので相手打線にはまるかなと考えた。(100球超えて交代は考えたか?)思っていた。8回から交代という話はしていた。(チームは)選手が打線の役割を意識し、中軸は打つ、下位打線は小技を使いながら。(2回戦の新潟南戦は)秋の準優勝校。1試合経験したので緊張せず、自分たちの野球をまずしっかりやりたい。相手の方が力は上。胸を借りる気持ちで思い切りやりたい」

◇初登板初先発の佐渡総合・佐藤璃周投手の話◇
「公式戦の登板はこれが初めて。緊張した。(初回に四球、ボークの後に安打で失点したが)バックがしっかり守ってくれたので自分も気持ち整えて投げることができた。(2、3回も走者を出したが)4回からテンポやフォームを意識して、いい形で投げることができた。走者を意識せず打者勝負で投げた。これまで投手をやったことがなかったので冬場は下半身のトレーニングなどをしっかりやっていこうと頑張ってきた。(春の大会での球数制限導入の可能性があったので)監督から言われ、自分も投げなければと意識した。(投手は)小学生の時に少しだけやったことはあった。(監督から『投手の練習を』と言われた時は)うれしかった。ユーチューブなどでプロの投手のフォームを見て、研究してきた。先発は先週言われた。きょうはバックがしっかり守ってくれたり、『落ち着いて』と声をかけられてうれしかった。球速が出る投手ではないので、変化球や制球で打ち取る投手になりたい。(2回戦の新潟南戦へ)打たせて取ることを目標に投げたい」

②新潟青陵(中止・順延)敬和学園
③加茂農林(中止・順延)新潟北


<悠久山>
①長岡工14-3小出

(バッテリー)
長岡工:大塚夏、田原、遠山-山田
小 出:星野、渡邉、髙橋洸、小林、渡邉-金澤
(二塁打)
長岡工:田原2(3回、7回)、吉田(3回)、平澤徹(7回)
小 出:山本(3回)、松原(7回)

②十日町3-2六日町

(バッテリー)
十日町:西川-大渕
六日町:青木-岩﨑
(二塁打)
十日町:馬場(8回)
六日町:津山(8回)

十日町①西川嵩峰は9回を完投し、4安打7三振2失点 球数は105


六日町①青木与夢(あとむ)は9回を完投し、5安打9三振3失点 球数は138


8回表、二塁打で出塁した十日町・馬場大夢が犠飛で生還 貴重な追加点を挙げる

◇十日町・渡辺義彦監督の話◇
「(西川は)去年秋に中越を完封した経験もあり、マウンド度胸もある。初回に二死2塁からのセンターのファインプレーが大きかった。(相手が)近場の学校でもあり、先制点を取った方が有利だと思った。西川は体も大きくなったが、3月初旬に肩とひじが重いと言って、中心投手なので1か月間、全く練習試合でも投げさせなかった。3月末の練習試合でいい投球をしたので行けると思った。六日町の投手もいい投手だと聞いていたので、タフな試合になると話していた。もう少し打てるようになれば。(球数制限の話もあった中で他の投手は)こういう展開だと球数制限は難しい。(二番手が)9回1イニングだけ投げて負けたら、肩やひじの痛みはなくても心の痛みが残る気がする。(2回戦は高田が相手だが)頑張る。チームとしては去年の夏のベスト4を越えようと言ってきたが、目線を下げて、まず去年のチームに追いつこうと。やれることをきっちりやりながら、1つ1つしっかり勝ち上がろうと話している」

◇完投した十日町・西川嵩峰投手の話◇
「立ち上がりに課題があった。序盤はうまく抑えられてよかったが、終盤に失点してしまったので反省しなければ。(中盤はポンポンとアウトを重ねられたが)自分のペースに持ち込むことができた。(3月に肩とひじを痛め)冬場で投げ込んでフォーム固めをしようとして痛くなったが、そこでストレッチなどケアを考える時間を作ることができたのでよかった。雨は去年秋の中越戦でも雨だったので、その時をイメージしながら打たせて取ることを心掛けた。(六日町の)青木投手がいい投手だったのでそんなに得点できないと思っていた。自分が最少失点に抑えて、ロースコアで勝てればいいと思って投げた。(捕手だったので)間を考えるなど経験がいきている。(球数については)意識しなかった。(2回戦の高田戦へ)きょうも終盤に自分の球が甘くなり打たれた。そこで味方に助けてもらった。しっかりチームに貢献できるよう頑張りたい」


<佐藤池>
①有総久(有恒・柏崎総合・久比岐)(中止・順延)柏崎
②小千谷(中止・順延)高田農商(高田農・高田商)


◎28日の1回戦の試合予定◎
<鳥屋野>
①羽茂(10:00)中条
②新潟西(12:30)新潟江南

<みどりと森>
①新潟青陵(10:00)敬和学園
②加茂農林(12:30)新潟北

<佐藤池>
①有総久(有恒・柏崎総合・久比岐)(10:00)柏崎
②小千谷(12:30)高田農商(高田農・高田商)

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】加茂農林が終盤に6点差を逆転 春季県大会1回戦6試合

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第140回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)は28日、3球場で前日に順延となった1回戦6試合が行われた。みどりと森の第2試合では加茂農林が6点差を終盤に逆転勝ち。佐藤池の第2試合では小千谷が終盤に連合チームの高田農商を突き放した。29日は6球場で2回戦16試合が予定され、シード校が登場する。

佐藤池②小千谷8-5高田農商
5対5の同点で迎えた7回裏、小千谷が笠井拓海の右前適時打で勝ち越し


◎28日の1回戦の試合結果◎
<鳥屋野>
①中条12-3羽茂(7回コールド)

(バッテリー)
中条:花野-加藤
羽茂:風間-佐藤
(二塁打)
中条:須貝(1回)、花野(5回)
羽茂:風間(6回)、小林(7回)
(三塁打)
中条:花野(3回)、須貝(6回)、中川(6回)

②新潟西9-6新潟江南

(バッテリー)
江 南:伊丹-稲垣
新潟西:松島、佐々木、田辺-長田
(二塁打)
江 南:山本(2回)、辻(8回)
新潟西:田辺(1回)
(三塁打)
江 南:伊丹(3回)
新潟西:佐々木(7回)


<みどりと森>
①新潟青陵6-0敬和学園

(バッテリー)
敬和:竹部-小林
青陵:阿部、内藤陽、小嶋、園田-櫻井
(二塁打)
敬和:藤井2(4回、7回)
青陵:園田(4回)
(三塁打)
青陵:櫻井(5回)

②加茂農林9-8新潟北

(バッテリー)
加茂農:周佐-大野
新潟北:水野-山田
(二塁打)
新潟北:水野(6回)、小原(8回)


<佐藤池>
①柏崎12-2有総久(5回コールド)
※有総久は有恒・柏崎総合・久比岐の連合チーム

(バッテリー)
有総久:大瀧、柳澤-棚岡
柏 崎:小黒-村山
(二塁打)
有総久:高橋(5回)
柏 崎:村山(5回)、鈴木(5回)

柏崎⑩小黒正太郎(2年)は5回を投げ4安打、2失点


有総久①大瀧響介(2年・久比岐)序盤は粘り強く投げたが4回途中まで10失点


3回裏、柏崎は2死満塁から鈴木仁人(2年)の2点適時打で先制


4回表、有総久は死球で出塁の柳澤智弥が内野ゴロ併殺崩れの間に生還

◇柏崎・村田浩二監督の話◇
「十日町総合で監督をしていた時以来の公式戦勝利で、もう10年くらい前。3年生のレギュラー背番号が1人だけの若いチーム。(小黒は)きょうは最後までいってくれればと思っていたが、もう少しぴりっとしてくれれば。初戦ということで選手がばたばたするかなとは思っていたが、やはり硬かった。鈴木の適時打で先取点を取れたので落ち着いた。自分のタイミングで強いゴロを打つようにと話した。(2回戦で新潟産大附と対戦するが)ウチは力がないのでどれくらいのゲームができるか。失うものは何もないので」

◇柏崎・小黒正太郎投手の話◇
「投球の出来は70点くらい。初回に変化球の制球が定まらなかった。ピンチを作ってもしっかり1点で抑えることができた。先制した後の投球で死球などを出したことが減点理由。ピンチでも落ち着いて、直球やツーシームを低めに投げることができた。冬場でサイドスローに転向し、下半身主導で投球できるよう下半身を鍛えた。投手が全員オーバースローだったので、(村田)監督から勧められ、フォームを変更したら自分に合っていた。球速は出なくなったが制球重視で投げられるようになった。(2回戦へ)5回コールドで勝てたので、守備も攻撃も流れに乗ることができている。新潟産大附は去年の夏、ベスト4までいっている。チャレンジャーの意識で立ち向かいたい。3年生が少なく2年生主体のチーム。3年生を尊敬しながら、自分たちがチームを引っ張る気持ち」

②小千谷8-5高田農商
※高田農商は高田農・高田商の連合チーム

(バッテリー)
高田農商:上野、望月歩-久保
小千谷高:笠井、保科-田中
(二塁打)
高田農商:碓井(7回)
小千谷高:南雲(3回)、原(3回)、田中(3回)、堀井(4回)、宮内(8回)
(三塁打)
小千谷高:原(1回)、保科(8回)

小千谷の先発①笠井拓海 4回を6安打、7三振、2失点の内容


高田農商の先発は1年生ながら背番号①を背負った上野飛鳥(高田商)
3回途中まで7安打、3失点で交代した


1回裏、小千谷は原大和の適時三塁打で南雲陸斗が生還し1点を先制


3回表、高田農商は1年生・高橋翔太(高田農)の適時打で逆転
高橋は4安打3打点


高田農商は3回途中から③望月歩(高田商)が登板 6回を投げ、8安打、5失点


小千谷は5回から⑤保科楓が登板し、5回を投げ7安打、3失点

◇小千谷・中林靖監督の話◇
「笠井の試合の入りはよかった。高田農商は連合チームとはいえ、力のあるチームを思っていた。(笠井は)球数が多い選手なのでどこで代えようか、タイミングをはかっていた。(勝ち越し打も打ったが)九番で打撃には期待していなかったが、柔らかい選手でうまく対応できた。(打線は)上位の六番くらいまでは自信を持っている。(2回戦の関根学園戦へ)相手はシード校で秋に北信越大会にも出場している。胸を借りるつもりで、ロースコアに持ち込めれば」

◇小千谷・笠井拓海投手の話◇
「(立ち上がり三者三振だったが)ブルペンから高めに浮いていたので、三者三振はまぐれかなと思った。(失点した3回は)最初に投げた時にいつもと感覚が違った。球数が多いのが課題。(冬は)球速を上げることを意識した。(打撃では7回裏の勝ち越し打で貢献)打ったのはインコースの直球。インコースの直球が課題でずっと練習をしていた。勝ち越せてうれしかった。(2回戦は)きょうのような感じでは1点1点には収まらないと思うので、初回から集中して無失点、自分で投げ切るような気持ちで頑張りたい」


◎29日の2回戦の試合予定
<鳥屋野>
①佐渡総合(10:00)新潟南
②開志学園(12:30)新潟青陵

<五十公野>
①日本文理(9:00)中条
②村上桜ヶ丘(11:30)新潟西
③東京学館新潟(14:00)加茂農林

<みどりと森>
①加茂暁星(9:00)新津工
②新潟(11:30)新発田商
③巻(14:00)新発田中央

<悠久山>
①長岡工(9:00)帝京長岡
②上越総合技術(11:30)中越
③塩松十総(14:00)糸魚川白嶺

<佐藤池>
①新潟産大附(9:00)柏崎
②関根学園(11:30)小千谷
③高田(14:00)十日町

<三条パール>
①新潟県央工(10:00)長岡向陵
②新井(12:30)柏崎常盤

(取材・撮影・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様)

【高校野球】小千谷が秋4強の関根学園くだす 春季県大会・2回戦

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第140回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)は29日、6球場で2回戦16試合を行い、昨秋県大会の上位であるシード校が登場した。鳥屋野球場の第1試合では昨秋準優勝の新潟南が延長戦の末、サヨナラ勝ち。みどりと森の運動公園の第3試合では新発田中央が昨秋ベスト16の巻をコールドでくだした。佐藤池球場の第1試合では小千谷が昨秋ベスト4の関根学園をくだした。30日も6球場で2回戦16試合が行われる。

みどりと森③新発田中央10-0巻
2回表、新発田中央の八番・黒井一揮が満塁の走者一掃二塁打を放つ


◎29日の2回戦の試合結果
<鳥屋野>
①新潟南3-2佐渡総合(延長11回サヨナラ)

(バッテリー)
佐渡総:佐藤、松本-本間
新潟南:井口、伊藤、岩渕-岩渕、広瀬
(二塁打)
佐渡総:松本(7回)
新潟南:岩渕(3回)

②開志学園30-0新潟青陵(5回コールド)

(バッテリー)
開志:大橋、讃岐、佐藤-西川
青陵:園田、内藤陽、阿部、園田、小嶋-櫻井
(二塁打)
開志:髙橋2(1、4回)、藤原(4回)、柏2(3、4回)、岩渕2(4、5回)、西川2(3、5回)、池田(3回)
(三塁打)
開志:池田(3回)、藤原(3回)、髙橋(5回)
(本塁打)
開志:髙野(3回・2ラン)


<五十公野>
①日本文理21-0中条(5回コールド)

(バッテリー)
中条:須貝、花野-加藤
文理:池田、渡邊京-佐藤
(二塁打)
文理:池田(1回)、長坂(1回)、長谷川(1回)、渡邊智(1回)、桑原(2回)
(三塁打)
文理:長谷川(1回)、瀬川(4回)、捧(4回)

②村上桜ヶ丘8-3新潟西

(バッテリー)
新潟西:松島、田辺、田中、黒鳥-長田
村上桜:堀、菅原-工藤
(二塁打)
新潟西:黒鳥(6回)
村上桜:工藤2(1、7回)
(三塁打)
村上桜:石井2(1、7回)、本間2(3、5回)、角谷(7回)

③東京学館新潟13-0加茂農林(5回コールド)

(バッテリー)
農林:大野-渡邊
学館:寺田-渡邊
(二塁打)
学館:五十嵐遥(1回)、五十嵐礼(3回)、寺田(4回)
(本塁打)
学館:其池(1回)


<みどりと森>
①加茂暁星10-3新津工(8回コールド)

(バッテリー)
新津工:太田、澁谷-宮本
暁 星:辰村、白勢-太田
(二塁打
暁 星:山口(3回)
(三塁打)
暁 星:荒木(7回)
(本塁打)
新津工:地濃(4回・3ラン)

②新潟11-6新発田商

(バッテリー)
新 潟:須栗、遠藤、笹川-田中
新発商:小林駿、小林慧、小林駿-石井
(二塁打)
新 潟:中川(7回)、小室(8回)
新発商:廣川(1回)、村岡(4回)
(三塁打)
新 潟:小室(5回)、中川(5回)、笹川(7回)
(本塁打)
新 潟:古俣(9回・ソロ)

③新発田中央10-0巻(5回コールド)

(バッテリー)
中央:熊倉-黒井
巻高:中川、渡邊稀-石倉
(二塁打)
中央:黒井2(2、4回)
(三塁打)
中央:渡邊舟(3回)、渡辺詢(4回)、宮澤(5回)


<悠久山>
①帝京長岡5-3長岡工(延長12回)

(バッテリー)
帝京:大塚、佐藤、長部、塚田-佐藤、本間、佐藤
長工:田原、遠山-山田
(二塁打)
帝京:大塚2(1、3回)、酒井(12回)、奥村(12回)
長工:田原(12回)
(三塁打)
帝京:板橋(1回)、大川(2回)
長工:田原(3回)

②中越5-2上越総合技術

(バッテリー)
上総:小平-藤巻
中越:古川、柳橋、和田、佐藤有-佐藤陽
(二塁打)
中越:小林洸(1回)
(三塁打)
中越:富井(5回)

糸魚川白嶺11-2塩松十総(7回コールド)
※塩松十総は塩沢商工、松代、十日町総合の連合チーム

(バッテリー)
塩松十総:村山-髙橋
糸魚白嶺:小野-松尾
(三塁打)
塩松十総:戸田(6回)


<佐藤池>
①新潟産大附8-7柏崎

(バッテリー)
柏崎:伊部、小黒-村山
産附:坪野内、和田昂-梨本、畠山
(二塁打)
柏崎:鈴木(2回)、布施(6回)、宮崎(7回)
産附:石橋(7回)
(三塁打)
産附:中村(6回)、石橋(6回)

②小千谷3-2関根学園

(バッテリー)
小千谷:笠井-田中
関 根:藤村、大越-川井
(二塁打)
小千谷:南雲(1回)

最終回に1点差に迫るも惜敗した関根学園


シード校を破った小千谷 エース笠井拓海が完投した

③高田6-5十日町

(バッテリー)
十日町:
高 田:
(二塁打)
十日町:西川-大渕
高 田:富澤-田中
(三塁打)
十日町:西川(1回)、馬場(2回)、山本(3回)、樋口響(6回)、伊藤(7回)
高 田:田中(5回)


<三条パール>
①新潟県央工13-1長岡向陵(5回コールド)

(バッテリー)
県央:多田、滝沢-長谷部凌
向陵:秋元、長島-小林
(二塁打)
県央:長谷部凌(2回)、多田(2回)、久保(4回)
(三塁打)
県央:長谷部新(1回)、北村(1回)

②新井9-2柏崎常盤(8回コールド)

(バッテリー)
新井:岡本-平山
常盤:滝澤-平野
(二塁打)
新井:田島(4回)、小林(7回)
(三塁打)
新井:三田村(8回)


◎30日の2回戦の試合予定
<鳥屋野>
①新発田農(10:00)新津
②白根(12:30)新潟第一

<五十公野>
①新発田(9:00)村上
②新潟東(11:30)佐渡
③加茂(14:00)新発田南

<みどりと森>
①新津南(9:00)新潟明訓
②北越(11:30)新潟工
③五泉(14:00)新潟商

<悠久山>
①長岡(9:00)長岡農・正徳館・栃尾
②長岡商(11:30)高田北城
③長岡大手(14:00)海洋

<佐藤池>
①小千谷西(9:00)柏崎工
②三条商(11:30)上越
③糸魚川(14:00)吉田・分水

<三条パール>
①三条(10:00)三条東
②長岡高専(12:30)見附

(取材・撮影・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様 佐藤池撮影/石澤朋子さん)

【高校野球】6球場で2回戦16試合を予定 春季県大会

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第140回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)は30日、6球場で2回戦16試合を行う予定だったが、雨のため、試合開始が遅れている。五十公野、みどりと森、佐藤池の第3試合の中止・順延が決まった。試合状況をできる限り速報する。

◎30日の2回戦の試合状況
<鳥屋野>
①新津5-3新発田農(試合終了)
新発農 000 021 000 =3
新 津 050 000 00 × =5

②新潟第一3-1白根(試合終了)
第一 000 003 000 =3
白根 000 000 010 =1

<五十公野>
①新発田11-1村上(5回コールド)
新発田 263 00 =11
村 上 000 01 =1

②佐渡14-0新潟東(5回コールド)
新潟東 000 00 =0
佐 渡 722 3 × =14

③加茂(中止・順延)新発田南

<みどりと森>
①新潟明訓8-0新津南(7回コールド)
新津南 000 000 0 =0
明 訓 004 004  × =8

②北越13-6新潟工(8回コールド)
北 越 022 110 07 =13
新潟工 500 000 01 =6

③五泉(中止・順延)新潟商

<悠久山>
①長岡14-0長岡農・正徳館・栃尾(5回コールド)
農正栃 000 00 =0
長 岡 055 4 × =14

②長岡商6-1高田北城(試合終了)
北城 000 001 000 =1
長商 300 300 00 × =6

③長岡大手11-1海洋(5回コールド)
海洋 001 00 =1
大手 070 4 × =11

<佐藤池>
①柏崎工9-3小千谷西(試合終了)
柏工 000 110 430 =9
谷西 000 300 000 =3

②上越3-2三条商(延長12回)
上 越 110 000 000 001 =3
三条商 010 000 010 000 =2

③糸魚川(中止・順延)吉田・分水

<三条パール>
①三条5-0三条東(試合終了)
三 条 310 010 000 =5
三条東 000 000 000 =0

②見附7-2長岡高専(試合終了)
見附 310 100 020 =7
高専 000 101 000 =2

(取材・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様)

【高校野球】五泉が逆転勝ち 春季県大会・2回戦

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第140回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)は1日、3球場で2回戦3試合を行った。みどりと森の運動公園では五泉が新潟商に逆転勝ちした。2日は6球場で3回戦16試合が行われる予定。

みどりと森①五泉10-3新潟商
5回途中からリリーフし、1人の走者も許さなかった五泉⑩城丸洸紀


◎1日の2回戦の試合結果◎
<五十公野>
①新発田南8-0加茂

(バッテリー)
新発南:大圖、竹中、斎藤-菅敬
加 茂:佐藤賢、塚田、金子優-下峰
(二塁打)
加 茂:坪谷(1回)
(三塁打)
新発南:菅敬(1回)、青柳(9回)


<みどりと森>
①五泉10-3新潟商(7回コールド)

(バッテリー)
新潟商:三代川、町屋-白崎
五 泉:加藤昂大、片野、城丸-佐藤
(二塁打)
五 泉:渡部(6回)、五十嵐(7回)、皆川(7回)

新潟商の先発③三代川怜雄


五泉の先発⑧加藤昂


3回表、新潟商が連続四球後、一番・山本宇浩の適時打で串田隼人が生還し先制


5回裏、同点に追いついた五泉は満塁から捕ゴロ悪送球で3人が生還

◇五泉・江端利文監督の話◇
「投手は3人(片野、加藤昂、城丸)が同じくらいの力で、その時の調子で登板させる。誰がエースという感じでもない。ここに2年生が夏までに加わって4人で回して勝たなければ。(5回は無安打で6得点だったが)たまたま。5回までの攻撃と守備ではウチの弱いところが全部出た。初戦とはいえ内容が悪かった。(逆転後の終盤は長打が出たが)気楽になったのでは。本当は守り勝ちたいが、投手もなかなか0に抑えるのは厳しい。(城丸は)本当はもう少しスライダーが切れるが、きょうはイマイチだと思った。(3回戦の新発田中央戦へ)強い相手なので何とか食らいつくしかない。打撃も守備もいい。ある程度、打たれる失点は仕方ないが、きょうのように四球や失策を絡めないことと打ち返さないと勝負にならない」

◇五泉・城丸洸紀投手の話◇
「(5回表に3点差で満塁の厳しい場面での登板だったが)絶対に抑える気持ちだった。ああいう場面は経験しているので楽しんで行けた。腕を振っていけば何とかなると思って投げた。得意球はスライダーだがきょうは直球が走っていたので直球で押した。流れを変えるつもりでマウンドに行き、抑えることができ、よかった。(この冬は)下半身のトレーニングを主に、スクワットや校舎内を走ってきた。周りをよく見ることができるようになったのが成長した部分。(あすは連戦で新発田中央戦だが)全員で勝ちにいきたい。1人では抑えられないので3人で頑張りたい。チームに勢いをつける投球をしたい」


<佐藤池>
①糸魚川17-0吉田・分水(5回コールド)

(バッテリー)
吉・分:柄沢、河合-吉田、刀根
糸魚川:渡辺勝、渡邉恋-伊藤
(二塁打)
糸魚川:岡﨑(2回)、伊藤(2回)、渡辺勝(2回)、田原(3回)
(三塁打)
糸魚川:日馬(1回)、岡﨑(4回)


◎2日の3回戦の試合予定◎
<鳥屋野>
①新発田(10:00)新潟南
②開志学園(12:30)佐渡

<五十公野>
①日本文理(9:00)新津
②村上桜ヶ丘(11:30)新潟第一
③東京学館新潟(14:00)新発田南

<みどりと森>
①加茂暁星(9:00)新潟明訓
②新潟(11:30)北越
③新発田中央(14:00)五泉

<悠久山>
①中越(9:00)帝京長岡
②長岡(11:30)糸魚川
③長岡商(14:00)柏崎工

<佐藤池>
①新潟産大附(9:00)新潟県央工
②小千谷(11:30)糸魚川白嶺
③高田(14:00)新井

<三条パール>
①三条(10:00)上越
②長岡大手(12:30)見附

※新潟県高野連より「2日は各球場とも混雑が予想されます。観戦にお越しの際は、乗り合わせでお越しになるか、公共交通機関のご利用をお願いいたします。周辺道路等への迷惑駐車は絶対におやめください」とのことです。ご協力をお願いいたします。

(取材・撮影・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様)

【高校野球】ベスト16出そろう 春季県大会・3回戦

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第140回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)は2日、6球場で3回戦16試合を行い、ベスト16が出そろった。鳥屋野球場の第1試合は昨夏準優勝の新発田が昨秋準優勝の新潟南に勝利した。悠久山球場の第1試合では昨夏優勝の中越が昨秋ベスト4の帝京長岡に競り勝った。3日は試合がなく、4日に3球場で4回戦8試合が予定されている。

◎2日の3回戦の試合結果◎
<鳥屋野>
①新発田7-2新潟南

(バッテリー)
新発田:
新潟南:

②開志学園9-2佐渡(7回コールド)

(バッテリー)
開志:
佐渡:


<五十公野>
①日本文理12-2新津(5回コールド)

(バッテリー)
新津:
文理:

②村上桜ヶ丘11-1新潟第一(5回コールド)

(バッテリー)
第一:
桜丘:

③東京学館新潟10-0新発田南(5回コールド)

(バッテリー)
新発田南:
学館新潟:


<みどりと森>
①新潟明訓5-3加茂暁星

(バッテリー)
明訓:
暁星:

②北越7-1新潟

(バッテリー)
北越:
新潟:

③五泉7-6新発田中央(延長10回サヨナラ)

(バッテリー)
中央:
五泉:


<悠久山>
①中越3-0帝京長岡

(バッテリー)
帝京:
中越:

②糸魚川8-6長岡

(バッテリー)
糸魚川:
長 岡:

③長岡商8-1柏崎工(8回コールド)

(バッテリー)
柏崎工:
長岡商:


<佐藤池>
①新潟産大附4-1新潟県央工

(バッテリー)
産附:
県央:

②小千谷10-3糸魚川白嶺(7回コールド)

(バッテリー)
小千谷:
白 嶺:

③高田3-1新井

(バッテリー)
新井:
高田:


<三条パール>
①三条8-2上越

(バッテリー)
三条:
上越:

②長岡大手10-0見附(6回コールド)

(バッテリー)
見附:
大手:


◎4日の4回戦の試合予定◎
<悠久山>
①日本文理(9:00)長岡商
②長岡大手(11:30)東京学館新潟
③新潟産大附(14:00)五泉

<佐藤池>
①三条(9:00)新発田
②開志学園(11:30)高田
③新潟明訓(14:00)糸魚川

<三条パール>
①小千谷(10:00)村上桜ヶ丘
②北越(12:30)中越

(取材・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様)


【高校野球】ベスト8決まる 春季県大会・4回戦

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第140回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)は4日、悠久山、佐藤池、三条パールの3球場で4回戦8試合を行い、ベスト8が決まった。悠久山の第2試合では長岡大手が逆転勝ち。佐藤池の第3試合では糸魚川が新潟明訓をくだした。三条パールの第2試合では北越が昨夏優勝の中越に勝利した。5日は試合がなく、6日に悠久山と佐藤池で準々決勝の4試合が行われる予定。

悠久山②長岡大手5-3東京学館新潟
7回裏、同点に追いついた長岡大手は捕手悪送球で3塁走者の渡邊樹生が勝ち越しのホームを踏む

◎4日の4回戦の試合結果◎
<悠久山>
①日本文理6-3長岡商

(バッテリー)
文 理:池田、安城-佐藤
長岡商:目黒-酒井
(二塁打)
文 理:桑原(1回)、安城2(7回、9回)
長岡商:堀井(2回)、酒井(4回)
(三塁打)
長岡商:堀井(7回)

日本文理の先発①池田真士


長岡商①目黒宏也



3回表、日本文理は2死2塁から三番・長谷川優也の右前安打と敵失で1点追加


5回裏、長岡商は四番・堀井光輝の右前適時打で1点差に


7回裏、長岡商は二死から三塁打の堀井が三内野安打で生還し同点に追いつく


8回表、日本文理は2死1、2塁から瀬川優作の左前安打と後逸で2点勝ち越し

◇日本文理・鈴木崇監督の話◇
「前回の試合で勝ち越された経験もしている。池田の球威に長岡商さんが食らいついての打球だったので、こういう展開はそう経験できないのでしっかりモノにしようと話していた。安打が続かない中、長岡商の方が安打が続き、雰囲気は重かったが、リードをされていないということを終盤は話していた。(7回に追いつかれた三塁の守備も)悪送球の走者2塁にならなかったことで次を防げている。内野手の送球は今後の課題に。(池田、安城の出来は)目黒くんの投球を見習わなければ。いい投手だった。池田、安城ともにいい部分もあるが、横から見ていても勉強になったと思う。(打撃は)いい投手と思って準備してきた。これを糧に夏に繋がるようにと思う。目黒くんがストライク先行で、こちらがリードをしているが後手後手になった。ゲームメイクは四番の差だったが、監督が組んだオーダーなので。次戦でまた考えたい」

◇日本文理・瀬川優作選手の話◇
「投手が踏ん張ってくれていたので、どうしてもここで1点取らなくてはと打席に立った。(打ったのは)インコースの直球。(五番から七番に打順が変わったが)打順が変わっても自分がやることは変わらない。難しい試合で、守っていてもプレッシャーがあったが、一丸となって勝ててよかった。(冬は)打撃に力を入れてきた。置きティーで自分の苦手なコースを練習してきた。(準々決勝へ)一戦一戦自分たちの野球をしっかりやって勝っていきたい」

◇日本文理・長谷川優也選手の話◇
「(3安打2打点で)チャンスで打てたことはよかった。(打ったコースや球種は)覚えていない。(7回の同点に追いつかれたサードの守備は)少し慌てて(送球を)力んでしまった。去年はチームの足を引っ張ってばかりいた。今年は冬からチームを引っ張る気持ちでいた。(準々決勝へ)1打席1打席で相手にダメージを与えられる打撃をしていきたい。(三番打者として)打てる球を打つだけ。(8回には投球練習をしたが)準備はしている。練習試合では何回か登板している。展開によって、任されたイニングをしっかり投げたい」

◆長岡商・目黒宏也投手の話◆
「前回の初戦で投げた時はコースを突くことができなかったが、きょうは前回よりも体重移動や脱力を意識し、コースを突くことができたので、そこはよかった。(日本文理打線を相手にして)最初は怖い部分はあったが、中盤は少し慣れて、思い切りコースを突くことを考えてできた。調子は悪くはなかった。公式戦の中ではいい方だった。(夏に向けて)ピンチを多く作ってしまった。先頭も出してしまった。夏は先頭を切り、自分が試合を作ることができるよう、ピンチになっても要所を締めて、失点を少なくということを考えていきたい。打線が強い相手に腕を振って思い切り投げることができたのは自信になった」

②長岡大手5-3東京学館新潟

(バッテリー)
学館:長谷川、田村-渡邊
大手:渡邊、田村優、和田森-和田
(二塁打)
学館:長谷川(4回)、渡邊(5回)、五十嵐礼(5回)
大手:山添(4回)、渡邊(7回)
(三塁打)
大手:渡邊(3回)

1回表、四球で出塁した東京学館新潟の其池勇哉が暴投で先制のホームを踏む


長岡大手の先発①渡邊樹生


東京学館新潟の先発①長谷川輝


1対1の4回裏、長岡大手は山添大河の適時二塁打で1点勝ち越し、2-1に


5回表、東京学館新潟は渡邊勇士の適時二塁打で同点に さらにこの回逆転


7回裏、3-3の同点に追いついた長岡大手は捕手悪送球で渡邊が生還し逆転

◇長岡大手・鈴木春樹監督の話◇
「100球制限を意識した。次戦を見据えた戦い…文理を倒すためにやってきているので、投手に投げさせ過ぎずに勝つことを意識した。(5回の)1イニングだけ2年生を放らせたが、野球の怖さ、バッテリー間の意思の疎通が図れないと大けがするよということ。夏は致命傷になる。捕手があの場面を反省しなければ。(攻撃は)次戦を見据えた中でよく選手が逆転してくれた。練習試合で負けている相手だが、そういう意味でもきょうは大きな経験だった。学館さんの投手もよかった。強かった。(今大会は)投手が育ってきている。戦いながら1イニングで勝負が決してしまうという、いい経験ができている。夏は毎イニング、そういう戦いになる。(次戦は日本文理戦で)去年秋に負けて以来、打倒文理でやってきたので、思い切りぶつかっていきたい」

◇長岡大手・渡邊樹生投手の話◇
「きょうは気持ちが先に行き、球が上ずった。それは次回に修正しなければ。(相手の中軸が強力だったが)直球が自信があるので、力でいこうと捕手と話していた。きょうは直球が高めにいき、カーブで組み立てた感じ。自分では最後まで投げたかった気持ちはあった。(打撃でも長打2本で)狙い球(直球)を絞って打てた。次の文理戦でもここぞの場面で一本出したい。秋の悔しい気持ちがきょうの試合に出た。文理を倒して優勝したい。全員で冬場に頑張ってきた。体だけでなく気持ちの部分を鍛えてきた。それを次の試合に出したい」

③新潟産大附2-0五泉

(バッテリー)
五泉:片野、加藤昴、城丸-佐藤
産附:坪野内-梨本
(三塁打)
五泉:長谷川(8回)

五泉の先発①片野太陽


4回裏、新潟産大附が2死1塁から右前安打と後逸で浅野恋が生還し先制


新潟産大附の①坪野内椋也は公式戦初完封

◇新潟産大附・吉野公浩監督の話◇
「全然打てなかった。安打は出るが点が入らない試合が続いている。本来なら和田昂樹が三番で、中村が四番、石橋が五番で春先の練習試合を戦ってきたが、和田が選手土曜日まで入院し、試合2日前まで戻ってきた状況で下位に置いている。(大会2週間前くらいから)インフルエンザや体調を崩した選手もいて、その影響はある。(坪野内は)公式戦初完封で、冬の間は一番トレーニングを頑張っていた。同点までは坪野内でいこうと考えていたが、8回くらいに腹をくくった。ウチらしい粘る野球はできた。打てない分、守備でしっかり守るということは言ってきた。今大会は僅差の試合になると選手に言ってあるので落ち着いてプレーできている。(丸山は)打者では一番伸びた選手。去年の秋にはメンバーにも入っていない。練習試合で結果を出し、使ったらいいところで回ってくる。存在は大きい。(準々決勝は北越が相手だが)1つの目標はベスト8に入りたいというのはあった。力があるチーム。挑戦者の気持ちでいきたい」

◇新潟産大附・坪野内椋也投手の話◇
「いつもは変化球がバラついて自分からカウントを乱してしまうが、きょうは変化球でしっかりカウントを整えられたのでよかった。冬は体重が軽かったのでしっかり体を作り、ウェートで筋力を上げるようにした。5キロ増えて70キロに。球の走りがよくなった。今までは背番号は10番など2ケタだったが、今大会は1番で、その番号に合った投球をしなければと責任を感じている。大会の1週間前にインフルエンザにかかり、初戦は体力的にキツかったが、仲間に助けられて勝つことができた。これから一戦一戦調子を上げていきたい。(準々決勝へ)北越は強いが、きょうのように自分のカウントで投球をして勝てればいい」


<佐藤池>
①三条10-3新発田(7回コールド)

(バッテリー)
三 条:丸山-小林
新発田:小野、渡辺大、佐藤慧、新保-佐久間
(二塁打)
三 条:井上2(4回、5回)
新発田:石栗(7回)
(三塁打)
三 条:丸山(6回)
新発田:渡辺大(4回)

②高田5-3開志学園

(バッテリー)
開志:大橋、土田-西川
高田:富澤-田中
(二塁打)
開志:大橋(2回)、高橋(2回)
高田:富澤2(2回、4回)、小林(6回)
(三塁打)
開志:藤原(1回)

③糸魚川8-2新潟明訓

(バッテリー)
糸魚川:渡辺勝-伊藤
明 訓:関谷、阿部宏-吉田
(二塁打)
糸魚川:日馬2(2回、5回)、清水(3回)、岡﨑(9回)
(三塁打)
糸魚川:岡﨑(3回)
(本塁打)
糸魚川:岡﨑(1回・3ラン)、伊藤(1回・ソロ)


<三条パール>
①村上桜ヶ丘5-0小千谷

(バッテリー)
小千谷:笠井-田中
村上桜:石井-工藤

②北越9-1中越

(バッテリー)
北越:幸田、大野-笠原
中越:古川、和田、佐藤旦有、小林洸-佐藤旦陽
(二塁打)
北越:笠原2(2回、6回)、大橋(4回)、髙橋哲(7回)
中越:富井(4回)、岡山(5回)、吉越(7回)
(本塁打)
北越:藤木(3回・ソロ)


◎6日の準々決勝の試合予定◎
<悠久山>
①日本文理(10:00)長岡大手
②新潟産大附(12:30)北越

<佐藤池>
①高田(10:00)三条
②村上桜ヶ丘(12:30)糸魚川

※新潟県高野連より「6日は各球場とも混雑が予想されます。観戦にお越しの際は、乗り合わせでお越しになるか、公共交通機関のご利用をお願いいたします。周辺道路等への迷惑駐車は絶対におやめください」とのことです。ご協力をお願いいたします。

(取材・撮影・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様)

【高校野球】日本文理、北越、村上桜ヶ丘、三条がベスト4進出 春季県大会・準々決勝

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第140回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)は6日、長岡市悠久山球場と柏崎市佐藤池球場で準々決勝の4試合を行い、日本文理、北越、村上桜ヶ丘、三条がベスト4進出を決めた。準決勝は11日(土)悠久山球場で行われる予定。

佐藤池②村上桜ヶ丘3-0糸魚川
村上桜ヶ丘⑩堀輝成が4安打、6三振、無四球で完封し、拳を握る

◎6日の準々決勝の試合結果◎
<悠久山>
①日本文理3-2長岡大手
→日本文理が秋春6季連続ベスト4進出

(バッテリー)
文理:安城、渡邊京、長谷川、池田ー佐藤
大手:和田森、渡邊-和田
(二塁打)
文理:中田(2回)
大手:稲川(3回)、渡邊(9回)
(三塁打)
大手:渡邊(4回)

②北越9-2新潟産大附(7回コールド)
→北越が2017年秋以来のベスト4進出

(バッテリー)
北越:大野、阿部-笠原
産附:坪野内、西村、石橋、小杉-梨本、畠山
(二塁打)
北越:大橋(1回)、佐藤(1回)
産附:小奈(3回)
(本塁打)
北越:髙橋哲(3回・ソロ)


<佐藤池>
①三条4-3高田
→三条が2013年秋以来のベスト4進出

(バッテリー)
三条:丸山、熊倉-小林
高田:富澤-田中
(二塁打)
三条:熊倉(2回)、井上大(6回)
高田:富澤(9回)
(三塁打)
三条:井上颯(8回)、長谷川(9回)

②村上桜ヶ丘3-0糸魚川
→村上桜ヶ丘が2016年秋以来のベスト4進出

(バッテリー)
糸魚川:伊倉、渡辺勝-伊藤
村上桜:堀-工藤
(三塁打)
糸魚川:清水(3回)
村上桜:本間(4回)


◎11日の準決勝の試合予定◎
<悠久山>
①日本文理(10:00)北越
②村上桜ヶ丘(12:30)三条

(取材・撮影・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様)

【NPB】8日にエコスタでDeNA×巨人 予告先発はDeNAが大貫、巨人は菅野

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NPB(日本野球機構)のセ・リーグ公式戦である「横浜DeNAベイスターズ 対 読売ジャイアンツ」が8日に新潟市のハードオフ・エコスタジアムで行われる。試合前日の7日、DeNAの予告先発投手である大貫晋一投手(25)ら選手が同スタジアムで軽めの練習で汗を流した。

エコスタでキャッチボールをするDeNAの予告先発投手・大貫晋一

前日練習を行ったのは昨秋ドラフト3位の新人で予告先発投手の大貫のほか、捕手の戸柱恭孝の2人。今季就任した三浦大輔投手コーチらとともに、ストレッチやランニング、キャッチボール、ノックなどの軽めの練習で調整した。

8日の予告先発投手はDeNAが大貫、巨人が菅野智之と発表されている。

エコスタのマウンドを確認するDeNA・大貫


ホームベース付近で二塁送球を確認する捕手の戸柱


ノックを行うDeNA・三浦大輔投手コーチ

練習後、取材に応じた大貫投手は「初めての球場だが、しっかり投げられるよういい準備ができた。(巨人打線は)長打力もあり、広角に打てる打者が切れ目なく揃っている。気を抜くことなく自分の投球をしたい。(相手の菅野投手は)球界を代表する投手。胸を借りるつもりで自分の投球をしたい。(新潟には)来るのも初めて。魚沼産コシヒカリのおにぎりを食べてしっかり栄養補給をしたい。(球場は)すごくきれいで、広い。試合が楽しみ」とリラックスした表情で話した。

DeNAによると、7日時点で新潟県出身である飯塚悟史投手(上越市出身・日本文理高)や知野直人内野手(三条市出身・新潟アルビレックスBC)の帯同予定はないという。飯塚は3月に右肘の張りを訴え、現在はファームで調整中。知野はファームで実戦経験を重ねている。

8日の試合開始は18時。チケットはコンビニエンスストアなどで販売されている。BSN新潟放送のホームページに詳細が掲載されている。
https://www.ohbsn.com/event/travel-sports/professional-baseball2019.php

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】日本文理と三条が決勝へ 北信越出場決める 春季県大会・準決勝

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第140回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)は11日、長岡市悠久山球場で準決勝2試合を行い、日本文理と三条が決勝進出を決め、6月1日から富山県で開催される北信越大会への出場を決めた。日本文理は6季連続37回目、三条は1981年春以来、38年ぶり(76季ぶり)3回目の北信越出場となる。12日は同球場で、日本文理と三条による決勝戦と、北越と村上桜ヶ丘によるシード順位決定戦が行われる。

準決勝②三条3-1村上桜ヶ丘
完投で決勝進出を決め、喜ぶ三条の2年生エース①丸山尊仁(みこと)


◎11日の準決勝の試合結果◎
<悠久山>
①日本文理5-4北越
→日本文理が6季連続で北信越大会出場

(バッテリー)
北越:幸田、大野-笠原
文理:安城、長谷川-佐藤
(二塁打)
北越:佐藤(3回)、小林(5回)
文理:瀬川(6回)
(三塁打)
文理:長谷川(1回)、齋藤(8回)
(本塁打)
北越:藤木(1回・ソロ)
文理:安城(4回・ソロ)

1回表、北越の一番打者・藤木航大が右越え場外に初球本塁打を放ち、先制


日本文理の先発⑩安城健汰


北越の先発①幸田大和


3回表、北越は2死2塁から佐藤圭の適時二塁打で松山琉人が生還 3-0に


3回裏、日本文理は無死2、3塁から長谷川優也の犠飛で桑原大起が生還


4回裏、日本文理は安城健汰の左越えソロ本塁打で1点差に迫る


5回表、北越は二塁打で出塁の小林健人が内野守備の乱れで生還し4-2に


日本文理は7回表から⑤長谷川優也(2年)が登板


北越は7回裏途中から⑩大野絢平が登板


7回裏、日本文理は2死1、2塁から長谷川優也(2年)の中前適時打で1点差に



8回裏、日本文理は齋藤現起(2年)の適時三塁打で同点に追いつき、さらに佐藤魁星の適時打で齋藤が生還し、5-4と逆転

◇日本文理・鈴木崇監督の話◇
「粘り強く…という試合が3試合目になり、終盤まで(粘り強く)ということを後攻が決まった時から9回裏までしっかりやろうと言っていた。北越高校の打撃陣に対し先制されたが、4点、5点は(OK)という中で投手陣はやってきた。安城の粘りも最低限、試合を崩さず、何とか終盤を迎えられよかった。(ずっとベンチで「落ち着いて」と言っていたが)それしかかける言葉がない私も選手には頼りないかもしれないが、日頃から(主将の)長坂を筆頭に声かけをしているので、選手に任せ、選手の目と神経で試合を運んでいるのでよくやってくれた。(安城は全体的に球が高かった?)これは安城の取り柄でもあるので、夏までの課題として向上途中。これを機に一皮、二皮むけてもらえるように…でもよく粘ってくれた。(長谷川への交代は)6回からか迷ったが、安城が頑張ってくれた。(攻撃は)左投手(相手)というフレーズがアレルギー的になっているのか…ただ練習はしてきているので何とかタイムリーをと思っていた。(8回の)齋藤が一発で決めてくれたのが大きかった。中盤までの試合運びと終盤での一発は今回経験できたが、夏に向けて中盤までにスタメンの選手への打点、そこの強化は図らなければ。(長谷川は)経験値含め、スタートでもいい当たりを打っていた。エラーはつきもの。(二番手投手として)3回を任せるぞという中、攻めの投球でしっかりやってくれた。(逆転できた要因は)5回のバント処理の失点が致命的になるのかなと思っていたが、粘ろう、粘ろうとできたことが選手ともども、何とか逆転を生んだと思う。(北信越出場が決まり)どの学校も力を持っている。正面からぶつかって、いい糧にしていきたい。何よりきょうは選手が頑張ってくれた」

◇日本文理・齋藤現起選手の話◇
「打ったのは内から真ん中寄りの直球。次の塁、次の塁と考えていたので打った時のことは覚えていない。ずっとスタメンの選手には後ろで準備しているので、全力でやってくれと伝えていた。(8回に守備から入ってからの初打席で)無死1塁で、甘い球を強く打つことを意識していた。タイミングだけを意識し振り抜いた。冬の間は夏に向けて最後までやり抜くことを意識し、体を作り上げてきた。体重は冬の間に5キロ増えた。安城さんが試合を作ってくれたので何としても繋ぐことを意識して打席に入った。(決勝へ)次も苦しい試合になると思うが、最後まで繋ぐ野球をしっかりやっていけたら」

◇日本文理・長谷川優也選手の話◇
「(7回の適時打は)打った球は覚えていない。投手が代わったが、四番の小林未さんから『大丈夫』と声をかけられたので落ち着いて打てた。(投手として7回から登板し)こんなところで負けられない。外は強気で、心の中では冷静にいこうと捕手の魁星さんからも言われていた。(悪送球の)エラーをした時から肩は軽かった。(141キロが出て)140キロ台が出たのは初めて。自分が3イニングをしっかり抑えようという気持ちでいった。(決勝戦へ向けて)きょうの勝利はいい収獲になった。次もしっかり勝って、北信越に行きたい」

◆北越・小島清監督の話◆
「(藤木の先頭打者本塁打は)ファーストスイングでよくとらえてくれた。打ち勝つこと…そうしないと夏はないと話していた。5点の攻防だと昨日から言っていた。こっちが5点目を取れずに向こうが5点を取った。点の取り合い、最終的に1点多くやってきたが、後半勝負で今回負けたのは…ウチも7、8、9回を大事にしてきたが…そこを文理が上回った。そこは完敗。(7回、幸田に打球が当たったのは)関係ない。もともと大野に代える気でいた。幸田は内角に制球よく投げていたが、たまに行った高めをとらえられていた。その精度を上げなければ。(長谷川投手を打てなかったが)投手は誰が出てきても…という打ち合わせは試合前にしていた。(この春を振り返って)公式戦を重ねるたびに選手の成長を感じた。この春は夏に向けて大きな収穫があった」


②三条3-1村上桜ヶ丘
→三条が1981年春以来の北信越出場、1970年秋以来の決勝へ

(バッテリー)

三条:丸山-小林
桜丘:堀、菅原-工藤
(二塁打)
桜丘:工藤(2回)
(三塁打)
三条:丸山(8回)

村上桜ヶ丘の先発⑩堀輝成


三条の先発①丸山尊仁(2年)


2回裏、村上桜ヶ丘は1死3塁から宮村翔の右前適時打で先制



6回表、三条は2死2、3塁から小林丈一郎の三ゴロ失策の間に二者が還り逆転


8回表、三条は丸山尊仁の三塁打で1死3塁とし、加藤禎孝の三ゴロエンドランの間に1点を追加 3-2に

◇三条・平澤周太郎監督の話◇
「丸山は完投したのは練習試合も含め初めて。よくやったと思う。相手の打線がいつ爆発するか怖かったが、堅い守備でも綻びが出る時がくるから我慢しようと話していた。よく我慢して2点取れた。継投のつもりだったが丸山の気持ちが充実していたので、捕手とも話しながら次の回、次の回ときて完投となった。ファーストストライクを厳しい、低めで取れるところが大きい。(3点目も丸山の三塁打からだったが)センスがある。よく打ってくれた。(得点は)ヒットエンドラン。ウチは点はどんな形でもいいのでしっかり取る、三塁の残塁率を少なくしたいとやってきている。教員24年目だが、最初は記録を担当していた。高校野球を見てきて、取れそうで取れないというのを何とかできないかと常々思ってきた。スクイズよりもエンドランは選手がやりやすく、やり直しが効く。よくこの場面で決めてくれた。(49年ぶりの決勝進出で)今回よかったのは(去年)秋に主将を中心に北信越に行くぞ、ベスト4に入れば行ける、三条が会場でもある、という中、(準々決勝で)王手をかけた中で負けた。悔しい負け方の中、自分たちの足りないことをやっていこうとやってきた。春に主将が北信越大会出場を目標に掲げて…よくやってくれた。辿り着いたことはすごい。(決勝戦へ)いつも通りやる。(日本文理相手に)子どもたちの気持ちが充実していれば。やりやすい環境を整えて思い切りやらせてあげたい」

◇三条・丸山尊仁投手の話◇
「この試合に勝つために、主将と捕手とどう組み立てていくかを相談し、北信越を決めるという目標に辿り着くために調整した。直球が投げたいところに決まった。9回を投げ切った完投は初めて。体力は未熟なものがあり、試合前は心配だったが、チームが勝つために考え、力が発揮できた。(2年生で背番号1で)プレッシャーはあるが、チームのためにやることは変わらない。(サイドスローは)中学の先生に勧められた。2回に得点されたが、その後、要所で締められたのが大きい。(3点目のきっかけとなった三塁打は)変化球を打ち崩さない限り得点は難しいと思っていた。内角低めの変化球を狙っていた。(北信越へ向けて)やることは変わらない。後ろを信じて自分にできることをやりたい。(決勝へ向けて)日本文理は三条高校が昔から倒したいと思っていた相手。チームスローガンである『チーム一丸は超一流を超える』を一丸となってやっていきたい」

◆村上桜ヶ丘・松田忍監督の話◆
「力不足。今回、ウチがここまで来たのは、チームとして選手がやってきてミスなくやれたこと。こうやってウチに1つのミスが出て、三条高校は自分たちの野球をやった結果。(2点を失った場面は)エラーだった。投手の堀は丁寧に打たせて取ることをやっていたので、守備がしっかり守ってやらないと可哀想だった。堀は持ち味を発揮してくれた。一番の春の収穫。あとは夏までに球の力と制球の精度を上げてほしい。(打撃は)狙い球のことも勉強しながらやってきたが、きょうは相手投手が上回った。ウチの打撃をさせてもらえなかった。まだウチの力不足。(春は)ベスト8を目標に選手は最初スタートしたが、選手たちが(べスト4を)勝ち取ってくれたので1つの自信にできればいい。はっきりしているのは、打撃もまだまだ。投手ももう1つ高いレベルを身につけてほしい。夏はどこも打力をつけてくる。(あすの試合に向けて)勉強できるので、夏のためにこれまで出なかった選手も試したい。北越は文理を追い詰めたチーム。打力も投手も強い。どこまでやれるか試すいいチャンスだと思う」


◎12日(日)の試合予定◎
<悠久山>
①シード順位決定戦
 北越(10:00)村上桜ヶ丘

②決勝戦
 日本文理(12:30)三条

(取材・撮影・文/岡田浩人 取材/松井弘恵)

【高校野球】日本文理が6季連続優勝 三条は準優勝 春季県大会

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第140回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)は12日、長岡市悠久山球場で決勝戦を行い、日本文理が11対3で三条をくだし、春秋の大会では6季連続26回目の優勝を飾った。優勝した日本文理と準優勝の三条は、6月1日から富山県で開催される北信越大会に出場する。決勝戦の前に行われたシード順位決定戦では北越が9対8で村上桜ヶ丘に勝ち、今夏の選手権新潟大会で北越が第3シード、村上桜ヶ丘が第4シードとなることが決まった。

決勝戦 日本文理11-3三条
1回裏、日本文理が長坂陽の2点適時三塁打で4-1とリードを広げる

◎12日の試合結果◎
<悠久山>
②決勝戦
日本文理11-3三条
→日本文理が優勝 両校が北信越大会へ

(バッテリー)
三条:熊倉、長谷川、外山、丸山-小林
文理:渡邊京、長谷川、池田-佐藤、関
(二塁打)
三条:井上大2(1回、3回)
文理:桑原(2回)、長谷川2(2回、8回)、中田(2回)
(三塁打)
三条:小林(3回)
文理:長坂(1回)


①シード順位決定戦
北越9-8村上桜ヶ丘
→北越が夏の第3シード、村上桜ヶ丘が第4シード

(バッテリー)
北越:阿部、高橋哲、大野-笠原
桜丘:山田、菅原、堀-工藤
(二塁打)
北越:小川(2回)、大橋(4回)、髙橋哲(7回)、佐藤(8回)
桜丘:角屋(8回)、工藤(8回)
(三塁打)
北越:大橋2(6回、9回)、佐藤(9回)
(本塁打)
北越:髙橋哲(8回・2ラン)

(取材・撮影・文/岡田浩人)

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